自己PRとガクチカの違いをまとめました。
※一概には言えない部分もありますが、理解しやすくするために、あえて断定的な表現させてもらった内容もあります。あしからず。
自己PRとガクチカの違い
ガクチカ=活躍するか
ガクチカで見ているポイントは実務ができるかです。
入社して実務をこなして活躍できるかを見ています。
そのため多くの就活指南者が課題解決力を語ることを勧めていますし私も賛成です。
会社に入って経験する職務は全てが何かの課題解決です。
再現性を伝えるために盛り込む内容は、
・問題発見力
・動機
・背景
・成長の過程
・結果
です。
考え方、行動、結果をセットで伝えることで、実務をさせたら実行できることをアピールする必要があります。(そもそもESでは文章力も見られています。)
キーワードは"自分の過去"です。
社員訪問をして事業と職種を理解したら、どんな問題解決能力が求められるのかを確認し、自分がそれらを持っていることを伝えましょう。
ここで最も注意すべきは求めているものとズレです。
レベルの違いはあっても良いので求めていることを伝えること、これが大切です。
覚えておいて欲しいのが、ガクチカは単体だと内定は出ません。
どんなに優れた能力を持っていても人物が伴わなければいっしょに働きたいとはならないからです。
そこで、大事になってくるのが自己PRです。
自己PR=定着するか
会社の社風・カルチャーとマッチするのかを見ています。
どんな志を持っているのか、何者なのかを語るパートです。
キーワードは"今の自分”です。
強み・長所を書く方が多く、もちろんそれでも良いのですが、
本質は定着すると感じてもらうことです。
・人生のマインドセット
・困難に対してのスタンス
を伝えても良いでしょう。
今の自分を作ったものを語り、今後どうありたいのか、
企業分析を通じて求める人物像とマッチするようにしていきます。
自己PRは志望動機と合わせてガクチカで並んだ時の内定理由になります。
人柄で将来性を見極めるのがポテンシャル採用でこの採用方法の本質は人柄です。
人柄が最も大切です。
志望動機との一貫性
いっしょに働きたいと思ってもらえるかは、志望動機にかかっています。
・事業に対する思い
・仕事に対する思い
述べられるようにしましょう。
思いをぶつけて面接官の琴線に触れることができればグッと内定が近づきます。
キーワードは"未来の自分"です。
ガクチカと自己PRとの内容と噛み合っていることが前提です。
過去~現在~未来まで、一貫性のある人物像が生まれるようにすることを意識しましょう。
志望動機には本音と建前があって当然です。
利他的な理由と利己的な理由それぞれ整理しておきましょう。