仕事でちゃんと考えた?とフィードバックもらう事があり、新しい事を学びたいと思いこちらの本を読みました。
今週読んだのはこちらの本です。
誰しも頭が良いと思われたいですよね。頭が良くて仕事ができると言われたいです。
(頭が良いと思われたくてこの本を読むのが頭良くなさそうですが笑)
会話が上手くいくかは話す前に決まっている
冒頭のはじめ書きで一気に惹き込まれました。
「量がいずれ質に変わる」と言う人もいますが、残念ながら思考は勝手には質に転化しない。
考えていないのではなく、思考の質を高めるコツを知らないだけ
これらの考えにはとても共感します。
「考えている人」と「考えていない人」の差は、思考の量ではなく、思考の質。
そして著書の安達さんいわく、会話が上手くいくのかは話す前に決まっているとのことです。つまり、思考の質を高められるタイミングは話す前にあるのです。
話す前に少し、注意するだけで大きく印象を変えられるのであればこんなに要領の良い事はありません。
頭の良さは相手が決める
そもそも、頭の良さは誰が決めるのでしょうか??
頭のよさに明確な基準が存在しない社会で、〝頭のいい人〟ってどんな人でしょう。 それは、周りから「頭がよい」と認識されている人です。 その人のことを頭がいいと認識している人が多ければ多いほど、その人は実際に〝頭のいい人〟なのです。
(自分のことを頭が良いと思っている人がいる事がその人の頭の良さを決めているのですね)
聞かれたら当たり前ですが、明らかに自分ではないですよね。
そう、他者なんです。過去に自己満足で賢いふりをしていた自分を殴り飛ばしたいです笑
頭の良さは他者の認識が決める
言われてみたら当たり前のことです。
コミュニケーションを成立させるものはいつだって受け手であり他者です。
主体は自分ではなく、相手にあります。どれだけ優れたアイデアを思いついても、他者に伝わらなければ、それは存在しないのと同じなのです。
頭のよさは他人が決めるという前提に立ち、「他者がどのように思うか」を意識することこそ、知的で慕われる人が持つマインドの根本であり、思考の質を高めるために最も大切なことなのです。
〝自分の企画が通らない〟〝言いたいことが伝わらない〟〝まわりが認めてくれない〟と思っている人ほど、この視点が抜けていることが多々あります。
かつての自分は全く周りが見えていない時がありました。耳が痛い話です。だからこそ伝え方を指南できる人になりたいです。
学校を卒業した後の社会で求められるのは、仕事を前に進め、成果を出す能力です。
自分以外の他者からどれだけ頭が良いと思われたかが、その人の頭の良さを決める。
他者とのコミュニケーションの中で知性を身につける
コミュニケーションが相手ありきだと言うことがわかったところで、非常に学びになったのが、他者とのコミュニケーションの中で知性を身につけるという視点でした。
知識は相手のために使ってはじめて知性となります。
知識は自己完結できるものですが、他者が感じてはじめて知性となります。
自分の考えを持つことが肯定されている風潮があるからこそ、とことん相手の立場に立って考える癖をつけ、"頭のいい人"と認められればとても楽ですし、自分のやりたい事も通りやすくなるのだと思いました。
入念なプレゼンテーションが通らない人と、簡単に説明するだけでやりたい事ができてしまう人の差は、周りから”頭がいい”と思われているかどうか、この信頼感があるかどうかがプレゼンテーションをする前(話す前)に結果を決めてしまうこともあると思います。
他者の目を意識せずにありのままの自分でいたいと言う人もいますが、相手の事を考えられる方が、結果的に自分らしく生きれるようになるのだと思います。
話す前だけでいい
本書では易しくコミュニケーションのことについて述べられていて、話す前だけ「頭の良さは他人が決める」という前提で思考の質を高められば十分と言ってくれました。(これがないと突き放されるだけの本となるところでした)
結果的に自分らしく生きるために必要不可欠な考え方だと思いました。
相手の事を考えると相手も自分のことを考えてくれるようになります。
"ちゃんと考えてくれているな"
安達さんは、信頼が生まれるのは、考えてくれているなと感じられた時だと言います。
つまり、"ちゃんと考えてくれているな"と思わせられればいいのです。
頭のいい人は、賢いふりをしません。相手を論破したり、求めていないアドバイスはしません。
ちゃんと聞いてくれていると思わせられる人は
・相手の困っている事や言いたいことを一言でまとめられるように話を聞く。
・言って欲しい事を言ってくれる。
こんな人だと言いいます。
困っている人は自分の考えを正確に理解してもらえるだけで救われるんですね。
考えを整理してあげるだけで信頼を得られるのであれば、ここを意識して会話したいです。
社会的知性とは
30代になり明らかに量ではなく質で勝負する年代に入ってきました。
この本を読んで、日々のコミュニケーションをアップデートさせ、相手の事を考えて話せる人になりたいです。
自分ではなく相手の事が考えられる人が頭がいい人
これを何度も思い出していきたいです。
体力も若かりし頃には及ばず、行動の質を高めて最短最速で成果に繋がる事をしていきたいです。同じ事失敗を繰り返さない、失敗を失敗のままにしないで積み上げていく。
その他に本書を読んで学びになったことを書き留めておきます。
①話が浅くなる3つの理由
話が浅くなる3つの理由 〝話が浅い人〟の特徴は3つあります。
1 根拠が薄い
2 言葉の「意味・定義」をよく考えずに使う
3 成り立ちを知らない
(わかりやすく説明できないという事は、理解できていない証拠)
②EQとSQ
EQ:感情の知能指数
SQ:社会的知性(他者との関係において知性を発揮する能力)
社会で必要とされ、ことさら就職活動時に求められる〝コミュニケーション能力〟も、コンサルで重視される〝地頭〟もこの社会的知性という言葉に集約されます。
社会的知性はひと言で言うと、他者の思考を読み、他者の信頼を得て、他者を動かす能力です。
事実:証明可能な客観的な事柄
感想:証明のできない主観的な事柄
意見:主観的な感想から出発し、他者も納得できるような根拠を持ち合わせたもの。実体験を含め、反対の意見やデータを持ち出すとより深い意見となる。
(こうしたよく使う言葉の定義を考えられる人は本当に頭が良いと思います)
■よくある過ち
事実を答えるべきところで意見を言ってしまう。
→事実確認に時間がかかる
意見なのに、事実のように話す
→思い込みの強い人、と見られる
この本を何度も読み直して話しながら知性を磨いていきます。
読書を読んで終わりにしないように学んだ事をブログにまとめています。
転職して半年が経ちました。読書で学びを続けて、成長をし続けます。
同じミスを繰り返さずに積み重ねていけば必ず目標に近づくと信じています。
やるべきことやりきったら達成するくらいにシンプルに考えて行動したいです。
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