社会的欲求を表す4タイプ診断
就活の自己分析はなにから始めればよいのかわからない。
という学生の悩みに答えるべく、だれしもが持つ社会的な欲求を探っている今日このごろ。
自己分析の大目標である、志望企業の選定にあたり、特に理解したいのが自分の社会的欲求です。
自分の社会的欲求を知るために、社会評論家の岡田斗司夫氏の『人生の法則』を精読し、各タイプ別の欲求を自己分析に活かすことを試みています。
過去には、「司令型」「理想型」「注目型」「法則型」それぞれのタイプの特徴を解説をしました。今回は4タイプのシチュエーションごとにそれぞれの特徴がどのように表れるのかを解説していきます。
社会人の方も、今の就職活動の実態を知って欲しいですし、人を知ることは仕事や転職に活かせるのでぜひ読んでいってください。
喧嘩に現れるタイプの違い
司令型と理想型の喧嘩
司令型と理想形は喧嘩上等です。
喧嘩を売るのではないのですが、何かを言うことで喧嘩になったり、揉め事になったりする時に手を控えないという特徴があります。
理想型は、喧嘩になったとしても言わなければいけないことは言います。
そんなの当たり前で、それを知らない方が悪いんだと言い放つのが司令型だそうです。
司令型は喧嘩が好きなのではなくて、『優位の確認』をしたがるのでしたね。
喧嘩しないでそれができるのなら、それに越したことはないので本人には喧嘩好きという自覚はないようです。
司令型の特徴はこちら。
理想型は、言うべきことはパシッと言ってその結果喧嘩になるのは仕方がないと考えます。
「喧嘩をするのは私も悲しいけれど」と言いながらバンバンやります。
人と揉め事が起きるというのは、
理想型にとっては当たり前で避けがたい事で、
司令型にとっては自分がその戦闘に対してどれぐらい力を注ぐのか、というペース配分だけの問題です。
理想型の特徴はこちら。
注目型と法則型の喧嘩
金持ち喧嘩せずが基本戦略。
揉め事が起きたら何かミスがあったんだろうと考えちゃいます。
この両タイプにとっては人と喧嘩するということは、自分のコミュニケーション能力もしくは自分の分析能力が不完全であった証拠で、失敗なんです。
たかぎ的考察
司令型と理想型のペアと注目型と法則型のペアは『対角線の法則』でお互いの欲求がわかりませんが、共通している点もあることがわかりました。
司令型の喧嘩は、『優位の確認』のための手段です。明確な目的を感じます。
理想型は、『自分のこだわりを貫きたい』と思うときにしっかりと意見を言います。
両方とも本人には、喧嘩という自覚はなさそうで、自然に行っている行為のようですね。
アニメでも喧嘩したあとに仲間になったりする組み合わせは理想型と司令型なのかなと。『お前強いな、俺、強いやつが好きなんだ』みたいな。
一方で、注目型と法則型は自分の失敗として扱うのですね。
法則型は自分の失敗にしますが、自分を責めるというよりもまず原因を探ります。感情的にもなりません。
注目型は、我慢して爆発するタイプなので、自分の失敗として扱えば感情を溜め込みます。やけに静かなときは危険信号ですね。気持ちを察して先回りすることが大切です。
法則型として各タイプへの喧嘩スタイル
私は法則型で、喧嘩するのは理由がないとしませんし、感情の吐露自体、無駄なエネルギーを使うコスパが悪い行為にみえるのであまりしません。ですが、理想型が主張をぶつけ合うことを当たり前だと思うのなら、理想型相手には、明確に自分の主張を言ってみようかなと思いました。こちらの意見を言わないとつまらないと思われそうですし、意見をぶつけ合うことで相手が満足するならそうしようかなと。司令型相手には、優位の確認をさせて、『勝負では負けても試合に勝つ』ようにしたいと思います。
喧嘩が起きてしまうときには、自分のコミュニケーションが失敗したと思うのは当たっていました。防げることを防げなかったなという感じです。喧嘩が起きているときには、頭の中ではもう反省会が始まっているので、目の前で怒っている相手に意識的に集中するように心がけています。
社会的な欲求でグループ分けすると、喧嘩においてもこのように違いがでることがわかりました。
争いというのは、自分の利益を守るためですし、自分の社会的欲求を他の誰かに奪われていないか気になるのだと思います。
喧嘩の組み合わせ
一番ヒートアップするのは司令型VS司令型のときで、
どちらが上か下かが決まるまで終わらない。しかし、本人たちには喧嘩の自覚がない。
理想型VS理想型のときは、お互い言いたいことを言い合えばいったんはスッキリするのではないかと。喧嘩の特徴としては、内心は相手に言われたことには納得していないので、長引きそうです。
注目型は、調和を重んじるので喧嘩は4タイプで一番避けると思われます。
相手を知れば原因から解決できる
お互いの利益を奪い合わないように、チームを組んだりすれば不毛な喧嘩を起こさずに、目的に向かって能力を発揮するチームができあがりそうです。
どうしてあの人は怒るのかを、その人の性格だけで考えるのは浅くて対処療法になってしまいます。その人の社会的欲求から考えることができれば、原因療法ができるわけですね。
そう考えると、あらゆるコミュニケーションの知識もこの社会的欲求で分けられたタイプを知らないと使えないと思いました。
就職活動では、このような働きはじめてからも使える知識が手に入ります。
そのために意識して欲しいのは『一生モノの自己分析』です。
時間はかかりそうですが、各タイプ別にどう接していけばいいかを提案できたらと思います。社員訪問、グループディスカッション、面接の3つの対人シチュエーション別に分析します。書類選考においても、それぞれのタイプはどのように文意を読み取るのかも考察していきます。
『経営における人の課題を解決する人材』になるべく転職します。
そのために、もっと人について知っていこうと思います。
これを読み終えて興味が湧いた方は『4タイプ判定テスト』を受けてみてください。
結果とそれぞれのタイプを知って、
大喜びしたあなたは注目型、そうだろうなと渋々認めたあなたは法則型、使える!と早速損得勘定した方は司令型、言い当てられてドキドキしているあなたはきっと理想型。
とのことです。あなたは一体どのタイプでしたか??
また、それぞれの特徴のこれ当たってる!これはいまいちわからないというものも教えてくれると嬉しいです!
ぜひコメント欄で教えてください!!
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