はじめに
就活を終えた学生は話が上手くなっている。
このことに端を発し、最近は社会評論家、岡田斗司夫氏の著書『頭の回転が早い人の話し方』を参考に話し方が上手くなるときには何が起こっているのかを考察しています。
本書は、岡田氏が提唱する「最強の会話術」、「ユニバーサル・トーク」を身に着けるための話し方の本です。
この本を読めば、「誰にでも通じる話し方・伝え方」が身に着くとし、本書を読めばほかの話し方の本は副読本にしかならないと自負されています。
後半に一気に考えをまとめてあったので紹介します。
※ほぼ自分のためのメモになります。
第4章 確実に最適解を見出す話し方ユニバーサルトークかける戦闘思考力
ユニバーサル・トークあっての戦闘思考力
戦闘思考力を使う際のルールを次のように定めています。
① 勝たない
②「勝つ」のではなく「答えを作る」
③ 相手を負けさせない
④ 相手を笑わせる
⑤ 悩ませない
⑥ すっとさせる
戦闘思考力を活かす六つのステップ
ユニバーサル・トークと「戦闘思考力」を掛け合わせるには「共感→再構築」のプロセスと意識することが良いとのこと。
1やり取り 会話をできるだけ長く続ける
2カスタマイズ 相手に合わせた話し方を作る
3共感 相手と同じ気持ちになる
4変換 視野フレームを広げる
5教養とのリンク 知識ではなく教養を探す
6創造 相手と一緒に答えを作る
あとがき~頭がいい話し方とは~
頭が良い話し方とは
①頭の回転が速い
②頭の運転がうまい
③話し方がうまい
同じくらい頭の「強さ」が大事
①応用力がある
②落ち込んだり駄目になっても立ち直りが早い
③考え続ける疑問維持力がある
たかぎ的考察
書かれていたとおり、この本を理解することで、ほかの話し方の本のテクニックをより自在に操れるようになると感じました。
ノウハウ、テクニックはこの前提のうえに成り立っていると感じます。
やり方だけ身につけても実践では役に立たないのですね。
半端な知識、小手先のテクニック、曖昧な感性に頼って限界を感じた方にぜひ『頭の回転が早い人の話し方』を読んで欲しいです。