就活を終えた学生は話が上手くなっている。
このことに端を発し、最近は社会評論家、岡田斗司夫氏の著書『頭の回転が早い人の話し方』を参考に話し方が上手くなるときには何が起こっているのかを考察しています。
本書は、岡田氏が提唱する「最強の会話術」、「ユニバーサル・トーク」を身に着けるための話し方の本です。
この本を読めば、「誰にでも通じる話し方・伝え方」が身に着くとし、本書を読めばほかの話し方の本は副読本にしかならないと自負されています。
上記を踏まえて読み進めていただけたらと思います。
※以下から急に読み途中から読み込みがはじまりますがあしからず
人前で話すためのハートの鍛え方とは?
岡田氏が学生から相談される話し方の悩みには、以下の4つのレベルがあるそうです。
①「人前で話せない」
②「話すのが苦手」
③「話すのが下手」
④「もっとと上手くなりたい」
①の方は声がでないレベル。この人はまず、ハートを鍛えるという段階で心を強くしないといけないと言います。
ハートを鍛える訓練ってなんなのでしょうか。
ハートを鍛える訓練とは?
お笑いのプロになる人間もはじめはこのハートの訓練をしているそうで、よしもとのお笑い養成所で行われている方法が紹介されています。(いまは行われているかは定かではありません)
プロのお笑い芸人ですら、話せるようになるための最初の訓練は「見られること」「声を出すこと」で、こんなことをするそうです。
「見られる訓練」「声を出す訓練」に分かれています。
《見られる訓練》
① エレベーター
あえて一番奥に行って入口の方を向きます。ほかの方が自分を見るようにエレベーターに入ってくるような気がしますがこれに耐えるんですね。気が弱いで壁を向く方に効果大。
② 電車
電車に乗ったら、目の前の人が「今から自分の話を聞いてくれるんだ」とイメージし、視線を走らせて、他人の視線を克服するそうです。(いまいちイメージがつきませんでした)
③ 映画館
あえて前の座席にいき、席を探すふりをする。見られる訓練ですね。
《声を出す訓練》
・ティッシュ配り
街なかでティッシュを配っている人がいたら、もらいにいって「ありがとう」といい、「どこで売ってるの?」と声をかけるそうです。この程度のことでも慣れていない人には訓練になるそう。配るのかと思ったら受け取る方でした。
ハートの訓練が抜けて、声の出し方とか、話の組み立てとかを学んでも仕方ないのはなんとなくわかりました。話し方の基礎は、どのレベルにいても「強いハート」なんですね。
たかぎ的考察
「ハートの強さ」は就活でも特に大切だと思っていて、話せる人でも何度も面接で見送られているうちに弱ってきて話せなくなってしまいます。
就活中は面接で何度も見送られても最後までやりきれる「ハートの強さ」が大切。
「見られること」「声を出すこと」でハートの基礎を作ることからスタートです。
この「ハートの強さ」は、一長一短で身につくものではなく、日々の積み重ねで自分のものになります。第一印象に関わる大事な部分なのでしっかり身につけましょう。
リーダー経験がある方や接客のアルバイトはじめからある程度話せる理由は、自然とみんなの前で目立つところで日々コミュニケーションを取る機会が多いからですね。
リーダー経験が得られそうなときは積極的にチャレンジしましょう。
自然とハートが鍛えられていくことと間違いなしです。企業インターンもオススメです!
学校生活で、ハートを鍛えられる場面を見つけて習慣づけられたらすごいハートの土台ができそうです。授業中に積極的に発言するなどで、人前で話す機会を増やしましょう。
これを聞いて、私はもともとそういう性格だから、、、という方、損してます!!
世の中にはいろんな仕事がありますが、不健康そう、暗そう、は印象が悪いです。
話し方の基礎は強いハートであって、これなくして話し方を鍛えようとしても
意識してやっているうちは面接の実践では上手くいきにくいと思いますので日頃から、人に見られているという意識と、はっきり声を出すことを習慣づけていきましょう。
私も考えながら話すときは、声が詰まります。直したい!
話し方を鍛えたいというみなさん、ハートを強くして、話し方を鍛える土台を作っていきましょう!
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精読していますので興味がある方はこちらもご覧ください。