社会的欲求を表す4タイプ診断
就活の自己分析はなにから始めればよいのかわからない。
という学生の悩みに答えるべく、だれしもが持つ社会的な欲求を探っている今日このごろ。
志望企業の選定にあたり、特に理解したいのが自分の社会的欲求です。
4タイプに社会的欲求を分類した『人生の法則』を精読し、各タイプ別の欲求を自己分析に活かすことを試みています。
過去には、本の中で紹介されている「司令型」「理想型」「注目型」「法則型」それぞれのタイプの特徴を解説をしました。今回は4タイプを『映画を作るとき』にそれぞれの特徴がどのように表れるのかを解説していきます。
これが最後に就活の面接に活かせるところまで転用させていきます。
社会人の方も、人の社会的欲求を知ることは今の仕事や転職に活かせるのでぜひ読んでいってください。
映画を作るときの4タイプの違い
本文引用です。
理想形は作品性を追求する。
注目型は主人公が多くの人から好かれたり認められたり愛されたりという話。いろいろ意地悪されたり誤解されたりしていたのが受け入れてもらえてハッピーエンドってやつを作りたがる。
司令型は勝負の楽しさ。アクション映画はもちろん職業モノ、スポーツなどのサクセスストーリー、恋愛映画での三角関係も勝負のものといえば勝負もの。
法則型は知識の楽しさ。様々な設定によるリアリティ、うんちくががんがん詰まってるような話。ファンタジーでも世界観の設定に膨大な資料に裏打ちされた細かい設定がある設定と深みが違う。
岡田氏がアニメ制作会社の創設者なので、創作物を作るときの4タイプの違いを記したと思われます。
たかぎ的考察
映画を作るときはなかなかないので、映画を観るときに置き換えてみたところ、私は法則型なのですが、ズバリ当たっていました。
映画は自分が観たいものを作る、と仮定すれば今回の内容は各タイプが好きな映画の特徴であると考えられます。これが、自分の聞きたい話と一致するのなら、各タイプはどんな話が好きなのかを把握することで就職活動の面接にも活かせそうです。
面接官が、
注目型なら、自分が成長したストーリーに共感してくれそうです。
司令型なら、自分が競い合って何かを目指した話を評価してくれそう。
理想型なら、自分が信念を貫いた話が響きます。
法則型なら、自分が戦略や計算で物事を成し遂げた話に再現性を感じてくれそう。
です。
就活の面接では、自分の意志に基づいて計画し、目標を目指したことを成長を交えながらストーリーで話せ、というのはあらゆる面接官のタイプを網羅するための戦略だったのですね。
そういえば、転職の面接で『何事も思いの強さですよ』と言われていた面接官は理想型だと思いました。
何を思って仕事をしているかの話も響いていましたし、逆に目標達成した話は響いていませんでした。理想型の優位である注目型の欲求も持っていたと思うので入社してから改善を繰り返して自分が成長した話をもっと話せば良かったです。
逆に、法則型の自分が面接官をするときは、自分の意志で計画し改善を繰り返した話が響くということです。たしかに、成果の大小ではなく、意志の強さと再現性に着目して面接指南をしていました。
法則型の劣位のタイプである司令型が好む、競い合ったことで得られたことや、自分の対角線に位置する注目型が好む、成長した話を膨らませる指南は弱かったかもしれません。来年の反省です。
現役のときにこのことを知っていたら、逆質問で、『仕事で成果を出したときのエピソード』を聞いて話し方から面接官のタイプを推測し、そしてタイプがわかったところで、もう一度自己PRをする、というのをやりたいです。
これを読み終えて興味が湧いた方は『4タイプ判定テスト』を受けてみてください。
結果とそれぞれのタイプを知って、
大喜びしたあなたは注目型、そうだろうなと渋々認めたあなたは法則型、使える!と早速損得勘定した方は司令型、言い当てられてドキドキしているあなたはきっと理想型。
です。当たってましたか??
自分のタイプがわかった感想をぜひコメント欄で教えてください!!