社会的欲求を表す4タイプ診断
就活の自己分析はなにから始めればよいのかわからない。
という学生の悩みに答えるべく、だれしもが持つ社会的な欲求を探っている今日このごろ。
自己分析の大目標である、志望企業の選定にあたり、特に理解したいのが自分の社会的欲求です。
自分の社会的欲求を知るために、社会評論家の岡田斗司夫氏の『人生の法則』を精読し、各タイプ別の欲求を自己分析に活かすことを試みています。
過去には、本の中で紹介されている「司令型」「理想型」「注目型」「法則型」それぞれのタイプの特徴を解説をしました。今回は4タイプのシチュエーションごとにそれぞれの特徴がどのように表れるのかを解説していきます。
社会人の方も、今の就職活動の実態を知って欲しいですし、人を知ることは仕事や転職に活かせるのでぜひ読んでいってください。
嫌われたくないのニュアンスの違い
注目型は誰もが人に嫌われたくないと思っています。
その言葉だけ取ると全員賛成してくれます。司令型であっても法則型であっても意味なく人に嫌われたくないなぁと答えてはくれます。しかし、法則方は誤解された人に嫌われるのは嫌だなと思います。
司令型はどちらかと言うとバカみたいな奴に好かれようと嫌われようと構わないが、ちゃんとわかっている人には評価してもらいたいと思います。
理想形は、自分のことなんて誰もわかってくれるはずがないし、他人と分かり合えるはずがない、だけれども自分が本当に尊敬してる人のことは分かりたいし、自分のことを慕ってくれる人には自分のことをわかってほしいなと思ってしまいます。
これぐらい、人に好かれるか、分かってもらうということに関して言葉が同じでもニュアンスがバラバラなのです。でも、言葉の上で通じてしまうから、ややこしいことになります。
他人も自分と同じ価値観を持っていると思ってしまうんです。
そうではなく実は違う国に住んでいるだと思った方がいいくらい。価値観が違う四つのタイプの価値観の差は県民性はおろか、男女の差より国籍よりも、人間の本質に近いところで違います。
このくらい異なると思ったほうが良いってことなんですね。
4タイプを考える上で大切なことを最後にもう一度紹介します。
各タイプともに自分の考えは人類普遍の当たり前のものであると考えている。
たかぎ的考察
言葉で理解しても、理解している内容は異なるのですね。
言葉で意思疎通をとっていざ実行に移したときに、あれ?となるのは当然なのですね。
言われてみれば当たり前ですよね。
言葉はあくまで人が生み出した道具に過ぎないことを再確認しました。
だから、社会でひとつの物事を作ろうとするきには、言葉で理解し合えていることを、具体化します。企業でいえば、理念を、サービスや、評価制度に反映させたりします。
これまで言葉による認識の差異を『語感が違うから』と捉えていましたが、社会的欲求が異なるからというのは新しい視点でした。社会的欲求が異なって育ったら同じ言葉でも捉え方が異なるのだと。
就活の自己分析は言葉が多すぎて混乱することが多いので、言葉の定義を整理することも有効だと思いました。面接官と言葉の定義が異なると泥沼にハマります。
また、自分が持つ欲求と同じものを他人も持っているという思い込みはそのとおりですし、自然に自分の価値観で相手の言葉を受け取るので、気をつけていないと相手の価値観で相手の言葉を理解できるようにならないなと思いました。
社会的欲求は人間の本質に近いということでしたが、性別や国籍からはじまり、バックグラウンドがなにからなにまで異なる方と分かり合えたり、逆に同じ境遇を過ごしてもあまり仲良くなれない方もいるのはこのせいなのかなと。
差異がわかりやすい、文化、宗教などについて学ぶことはもちろんですが、同時に人間が社会的な営みをはじめてから生まれた社会的な欲求について学ぶことでもより深く相手を理解できるのではないでしょうか。
就職活動では、このように働きはじめてからも使える知識が手に入ります。
活動中は実践の場もたくさん手に入るので、ぜひ実際に試して自分のものにしていってください。
私事ではありますが、『経営における人の課題を解決する人材』になるべく転職します。そのために、もっと人について知っていこうと思います。
これを読み終えて興味が湧いた方は『4タイプ判定テスト』を受けてみてください。
結果とそれぞれのタイプを知って、
大喜びしたあなたは注目型、そうだろうなと渋々認めたあなたは法則型、使える!と早速損得勘定した方は司令型、言い当てられてドキドキしているあなたはきっと理想型。
とのことです。当たってましたか??
自分の特徴でこれ当たってる!これはいまいちわからないかも!!
というものも教えてくれると嬉しいです!
ぜひコメント欄で教えてください!!