リフレーミングとは
今回はリフレーミングというテーマで話をしていきます。
就職活動の面接対策で、ネガティブなことを言ってしまう方に、どうしたらポジティブなことが言えるようになるかアドバイスをしようとして見つけたのがリフレーミングという方法です。
言葉を発したあとに、もっとこう言えたんじゃないかと思うことがある人に知って欲しい方法です。
以下ウィキペディアからの引用です。
リフレーミング(reframing)とは、ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事を枠組みをはずして、違う枠組みで見ることを指す。リフレームの目的は、今までの考えとは違った角度からアプローチしたり、視点を変えたり、焦点をずらしたり、解釈を変えたりと、誰もが潜在的に持っている能力を使って、意図的に自分や相手の生き方を健全なものにし、ポジティブなものにしていくこと
一言で言うと、物事を視点を変えて捉えなおすといったところでしょうか。
出来事に対しての意味づけはとても大事ですよね。
ポジティブに捉えるのかそれともネガティブに捉えるのかで大きく意味合いが変わってきます。
言い換える過程で、しっかりと自分の頭で考えることが必要なので、物事を自分の視点から見るための訓練にもなると思います。
まだまだ認知度が低いのでこれからもっと活用されて欲しいです。
ポジティブに捉えなおすことができる
ポジティブに捉えることは能力だと思っています。
根っからのポジティブ人間に見える人でも色んなことを経験し乗り越えたからこそそう見えるのであって、はじめからポジティブな人はいないと思います。
日常はポジティブなことばかり起きるわけではないですよね。
ですがポジティブに捉えた方が良いことは確かだと思います。
就職活動の面接においてはネガティブなことは言わない方が良いです。
そのためになんでもポジティブにするか、ユニークにするように指南しています。
辛い経験も良い経験になったというストーリーで話すように言葉選びから工夫したり、気持ちの面でもネガティブな気持ちに飲み込まれずに真剣に話すことに集中するようにとアドバイスしています。
リフレーミングを使ったポジティブ変換ゲーム
これはオリジナルゲームなのですが、
「ポジティブ変換ゲーム」というものを紹介させてください。
ゲーム内容は簡単で、単に意味を言い換えるゲームです。
日頃使って違和感のない言葉も、面接と言う特殊な場では配慮しないと誤解されて解釈されてしまいます。そこで、正確に意味を伝えるために言い換えが必要です。
例えば、体育会系の学生のエピソード内に出てくる「控えの選手」という言葉。
冷ややかな印象を与えてしまうこともあるので、
控えの選手➡出場機会に恵まれていなかった選手。
と言い換えると印象が変わります。
人の性格などにも言えて、切り替えが早い人⇔お調子者、などと言い換えもできます。
強みは弱みと言いますが、具体的に捉えなおしたものを言葉にすることがなかなかできません。これができるかどうかで自己理解ができているという印象も与えることができます。
リフレーミングで得られるもの
リフレーミングで得られるのは多角的な視点です。
同じ物事に対しリフレーミングを用いると自分一人では気づけなかった視点や眠っていた感覚に気づくことができます。
自分の持っているもので言葉にできていることは全体の1割程度だと思っています。
これが言葉にできると、清々しく、さらに人に伝えることができるようになるともっと世界が広がります。