メルカリはレビューの世界
メルカリの梱包で喜ばれたことの紹介です。
私は主に要らなくなったトレーディングカードを売っているのですが、値段が同じだと買う側はどんなところで出品者を選んでいるのか気になっていました。
提供者を選ぶ基準
商品が早く欲しい人は、値段と手元に届くまでの時間が大切なので発送までの日数や住んでいるところが近いかどうかなどが検討材料となります。
状態の良い商品が欲しい方は、値段が通常品よりも高くついていても、美品を欲しがるでしょう。
もし買い手の目的が同じで価格差がない場合、出品者の信用度を基準に選ぶ人もいるのではないかと思いました。
同じ値段だったら高評価をたくさん得ている出品者から買いたいと思うことは当然だと思います。出品内容の記載に偽りがあったり、発送日数が表示よりも遅れたりすると、購入者からの印象は悪くなり、高評価は得られません。
どんな風に自分なりの付加価値をつけることができるのかを考えました。
そこで思いついたのが梱包です。梱包で信用を得ようと試みました。
ですが、梱包のノウハウは質が高いものが多く、大きく失敗する人は少なくなっています。まだこだわれるところがあるのではないかと思いました。テープの貼り方まで。
喜ばれたテープの貼り方
具体的にしたことは『テープの端を折り込んで、開封しやすくしたこと』です。
テープをそのまま貼ると、購入した人は開梱の際、テープの端を剥ぐところから始めますが、端を折り込んであげることで、どこからテープを剥げばよいのかがわかりやすくなります。
仕事で美術品の梱包をすることが多々あるのですが、安全に運ぶことと、開梱しやすくすることの両立のために様々な策を巡らせます。そのなかで生まれた小さな小さな思いやりです。
結果、コメントで梱包について喜ばれることが増えて、評価も9割の方に満足いただけるようになりました。トレーディングカードからはじめたメルカリですが、梱包に慣れ、今では、体重計やそのほかの電子機器も扱えるようになりました。
最後まで付加価値をつけられるところを探す姿勢が大切ですね。