たかぎのカギ~20代の最後に思うこと~

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就活生は情報錯綜社会の犠牲者。「体験者がいる実地からの情報か」「ほんとうに自分のために向けられた情報なのか」

 

就職活動支援団体の代表を務めさせていただいてからおよそ1年半。

2年分30人ほどの就活生の指南をしてきました。なかにはメッセージのみで終わる方もいますが、内定が出たら連絡をくれるのでなにかしら受け取ってもらえているようです。

 

教える側は教えられる側の10倍勉強しなければならないので、業界と採用のトレンドを敏感にキャッチし還元できるよう感度高く情報受信しています。

 

そんな中で思うようになったのが、

「就活生は情報錯綜社会の犠牲者」ということです。

 

私が就活をしていた頃から就活は情報戦と呼ばれていて、特に人気企業では、昨年度までのESの設問、面接で聞かれたこと、通過したES、内定者が面接で答えたことを仕入れられた学生が有利に選考を進められる実態がありました。

 

入手した情報から採用基準を推し量り、自分はどうしたら評価されるか戦略を練り上げ面接でパフォーマンスできれば内定の可能性が高まるからです。

 

情報不足により、企業が求める人物像を見極められないと、自分に適性があったとしても、エピソードの選出ミス、意図せずに地雷を踏んでいき、すれ違いを繰り返した結果、持てる力を出し切れずに、ご縁にならず悔しい思いをする方も多くいます。

 

情報網を張り巡らせ、効率的に選考対策を進めらる学生は業界が違っても人気企業からいくつも内定を得ることができています。

 

情報格差がそのまま進路実現の差になります。

  

この2~3年で情報が得られない時代から、得ようとすればいくらでも得られる時代になりました。取捨選択するだけで一苦労です。実際に行動すれば合否から取捨選択の精度は上がっていきはしますが、自分のトライ&エラーだけで自分の志望業界と企業に合わせて情報を使いこなしていくのは効率的に進められる方からすれば徒労というものです。

 

一方で、これが就活のセンスだとは思います。

 

もちろん本人の努力が根底にはありますが、

正しい情報に低コストで触れられれば、それだけ希望する企業に内定を得やすくなるのは確かです。

 

情報錯綜社会で無駄な情報に振り回され、時間を奪われるどころか、つかめていたはずのご縁にまで見放されないよう、指南者は、その人にあった情報のソース、情報の扱い方を教えることが求められています。

 

そこで、これまで以上にの就活指南で感じたことを、情報錯綜社会の犠牲者の側面から発信していくことにしました。

 

誰に読んで欲しいかと言うと、就活している方の周りの方、学校の先生、アルバイト先の方、それに親ですね。

 

学生の就活の実態を知ることができるものを用意したいです。

 

就活の成功には周囲の協力が不可欠なのですが、毎年、周囲の協力を得られずに悔しい思いをする方がいます。受験と同様に進路を決める一大事です。偏差値の高い大学への進学が自分の進路の可能性を広げるためであったのであればなおさら大切です。

 

就活はストレスが多く、一人ではそのストレスを抱えきれません。周囲の人にそれをぶつけてしまうこともあります。親であれば自分の子どもはなにで悩み、どんなことに苦しんでいるのかを理解すれば、少しいざこざがあったとしても協力したくなりますよね。過干渉し過ぎることも減るでしょう。

 

学校の先生であれば、授業を休むほどにしなくてはならない、就活ということへの理解を1ミリでも学生に伝えてくれれば楽になることがあるんです。就活生のアルバイトの方も一時の間は大目に見て欲しいところです。

 

本人に近い距離でいる方ほど正しい情報に触れることが大切です。
本人が誤った方向へ進もうとしている最中に相談を受けたら「それは間違っている」と言えなくてはなりません。

 

では、就活において自分が受け止めるべき情報とはなんなのか。

「体験者がいる実地からの情報か」「ほんとうに自分のために向けられた情報なのか」

を私は情報の取捨選択の基準として欲しいと伝えたいです。

 

「発信者に都合が良い、誰も体験者がいない嘘の情報」ではないか、「情報の提供者が自分の就活の軸を曲げさせようとしていないか」を見極めて欲しいです。

 

これまでの経験で養ってきた自身の審美眼で、自分の進路を見つけてください。

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