人気ランキングやブランドイメージに振り回されて、"企業を選ぶ就活"をすると、自分にはここしか無い!と視野が狭くなり志望企業リスト作成が一気に進みます。
自己分析をした上で仕事を選ぼうとすると視野が広くなるばかりか、
フワフワして何をしているのかわからない時間を過ごさなくて良くなり、本当に自分に合った企業を見つけることに近づきます。
自分が求めているものがわからないまま就活が終わるのは悲し過ぎるのでしっかり自己分析しましょう。
企業を選ぶ就活
人気企業順にエントリーする
企業を選ぶ就活の典型がこれです。
その他大勢も行きたがっている=自分に合う企業、とは限りません。
難易度ランキング順にエントリーする
就活をゲームだと思って、難易度の高い順から受けていく方がいます。
難しい企業=自分に合う企業、でしょうか??
本当にそれで良いなら良いですが、よく考えて欲しいです。。。
これから伸びる業界の企業だからという理由でエントリーする
一見、これは全うに見えますが、これだけを理由に志望するのはナンセンスです。
誰かが作った軸であることは変わり有りません。
参考にするのはOKです、なぜ自分が魅力的に感じたのかを考えてみましょう。
仕事を選ぶ就活
事業内容で選ぶ
業界からもう一歩踏み込んで、事業内容で企業を見ましょう。
自分がしたいことができる企業とは、
「自分がしたいことを事業を通して実現できる企業」と考えています。
なので、業界が絞れたらその業界の事業内容を理解するようにしましょう。
(業界は同じなのに事業内容が異なるということがあります。もっと調べられる人は、"業態"まで調べましょう。)
企業は、
①個々が職務を遂行
②部署の業務が回り、
③企業の事業が回る
という構図になっています。
この構図を理解することで次の職種も理解しやすくなります。
toCのビジネスでは目の前のお客さんとある種プチ事業が完結しているとも言え、
自分が介在した影響を直に感じやすくなっていますね。
※組織の単位と仕事内容の呼称です。
企業:事業内容
部署:業務内容
個人:職務内容
業界研究の際に、事業内容を理解するように意識すると自ずと部署と職種がわかってきます。
職種を選ぶ
次は職種です。実際になるをやるかは職種で決まります。
本当にどんな形でもその企業に携われたら良いのであれば話は別ですが、適性がない職種に配置される可能性もあります。この職種がマッチするか否かの大きなウエイトを占めているのは、就活の軸に職種を入れることを勧めている理由です。
なんなら職種を軸として就職活動をするのもアリだからです。
例えば志望業界には入れなかったけど、マーケターになれ、職種が自分に合っていて、
結果的に充実した毎日を送っているというケースがあるからです。
「置かれた場所で咲く」という気概がある方であれば、
そこに配置されたからには適性があると思ってそこで成果出しますと言い切りましょう。
それ以外の方は「その企業で働けたら職種はなんでも良い」というのは、見方を変えると新卒の採用ブランディングに洗脳されているとも言えます。バイアスを外してその企業を見た時に行きたいと思えるかを見極めましょう!
人とカルチャーで選ぶ
差別化しづらい業界では、企業ごとに差異が無いように見えるはずです。
ですが、社員に会えば違いがわかります。社員訪問をしましょう。
オススメは社員に会った上で、「これからどうしていこうとしているか」で選ぶです。
未来をどう見据えているか将来性で企業を選ぶんです。
今のカルチャーを紐解くには、その会社の歴史や、過去の経済危機をどう乗り越えたのか、など複雑に関係してきます。サンプルも多い方が良いので、たくさん社員に会いましょう。できれば年次や役職もバラエティあった方が複合的に見れて尚良いです。
働き方で選ぶ
近年、仕事選びに欠かせないくらい大きなものになってきているのが、この働き方です。
オフィスの雰囲気、フリーデスクか、在宅勤務の比率、直行直帰OKか、などです。
ここまで考慮して、仕事を選ぶと言えるでしょう。