小さい頃からよく『話にオチがない』『話がつまらない』と言われてきました。
今でも毎日スベッていると思います。(#スベりながら生きていく)
スベリながらもすくすくと成長していた、そんなある日、これが強みになっているのではないかと考えました。『あいつはスベり勝ちしている』と言われたことがきっかけです。
いま一度、スベる力について考えよう、そう思いました。
スベっている人を見ると簡単に見えるかもしれませんが、スベることって簡単じゃないです。一歩間違えるとウザいと思われるのですから。(#すでにそう思われている可能性)
スベることは大切なことです。スベる人がいるから世界は平和なんです。
どんなところでもスベる人は必要とされています。
例えば、学校。クラスでなかなか発言ができない子でも、スベっている人を見て笑ったり、それについてコメントできると思うんです。自分がネタになったことで誰かが発言できた。これだけでもスベった甲斐があると思うんです。
社会科見学のときに縄文土器を持って『ドキドキするね』と言った先生がいました。
私は子供ながらスベることに関しては長けていたため、その時に『この先生は興味を持って欲しいからスベっているんだ』と思い、その体を張ったスベリに感銘しました。
(#例え毎年同じネタを使いまわしていようとも)
口下手だと思う人、なにを話したらよいかわからない人、このブログを見てください。誰も見に来ていません。笑わせなくていい、オチなんかなくていい、こんな風に思うだけで会話はもっと楽しくなるはずです。
さて、ほんとうに相手はオチのある会話を求めているのでしょうか。違います、あなたと話したいから話すんです。(#愛のあるツッコミを待っています。)
スベる力は無限大の可能性を秘めています。これからの時代、会話だけでなく、人生もスベりながら生きていく、こんな気持ちの持ちようの方がどんなことも楽しめると思います。