たかぎのカギ、今回のカギは
話の聞き方についてです。
はじめに
事の発端は、上長とのマンツーマンの研修でした。
その過程で、「聞いているよアピール」をすることは自分のためにも相手のためにもならないことに気づいたのでまとめます。
私は今まで相手の話を聞くときに「聞いているよアピール」をしていました。
頷いたり、メモをとったりです。
話す相手のことを思いやる気持ちからしていたのですが、自分にとってはストレスでした。なんとなく話を聞くという行為の目的からずれているような気がしていました。
話を聞くという行為の目的
私は話す相手がいる状況での学習は、相手が話していることを理解するということが最優先だと思っています。理解すれば、印象付けられるしその場で理解できていないことを質問することができるからです。
頷くことは相手へ理解を示す方法だったりするとは思うのですが、自分の場合は話されている内容を頭の中で整理することに集中したいので、他のことに気を取られたくありません。メモの場合も同じような感じです。その場は理解に集中したい。覚えるという行為は別に時間を設ければ良い。
このように少しのストレスを感じながら話を聞いていました。
そしてある日気づきました。
自分がしていることは相手の自己満足を満たしているだけなんだ。
現に自分は理解に集中できないし、相手も自分が理解していると思い込んで次に進んでしまう。お互いのためになっていない。
このままじゃだめだ。
変わろうと決意しました
そこで、必要以上に頷くこと、メモをとることを辞めました。
すると変化がおきました。
「メモを取らなくて平気?」と聞かれました。
私は「理解に集中したいです」と答えました。すると「わかった」と言ってくれました。
次に反応があったのは頷くことについてで、
うんうん、と聞いているときより説明を工夫してくれる気がしました。また例えを変えて言い換えてくれたりと。わかりやすかったです。
そして自分への変化は、頭の中での整理と話されている内容の整理が滞りなく行われ、
理解もスムーズ、学習内容と絡めて学習を発展させる質問もできるようになりました。
チャレンジが上手くいった理由
準備をしていたことと、今日は変えようと決めていたことです。
また、上司を信じたことです。
準備では、高圧的な態度をとってきたらどうしよう、どう切り替えそうと思って不安になっていました。上司を信じ自分が思ったことを勇気を持って伝えました。
その代わり、集中すること、理解することには全神経を注ぎました。
そして学習した内容は鬼の復習をすることです。
この自助努力があったからこそ信頼も得られたのだと思います。
また、頷くことの意味や、メモをとるべきところを自分なりに定義し実行できたことも変わることができた要因です。頷くときは、理解を示して、話しを進めてもらいたいおとき、メモは数値や期日、キーワード、相手が特に伝えたいことに絞りました。
また一つ成長できた、身の回りの相手とのすれ違いを解消することができました。
今日のカギ
話を聞く姿勢はとても大事
頷くとき、メモをとるときには自分なりの意図を持つこと
終わりに
ただし、相手がお客さんだったり、気持ちよくなってもらいたいときだったら頷くことは必要だと思います。
ただ、なんとなくしていること、意識せずにしていことを振り返って、なんのためにしていることなのかを整理しようって話です。
意外とそういうことが相手との隔たりを生んでいるような気がします。
それでは!
たかしん
P.S.
最近、ブログを書くのが楽しくなってきました。
はじめてブックマークといいねをもらうことができてモチベーションが上がっています。私も積極的にブックマークといいねしたいと思います。次の目標はコメントを貰うことです。
今後の課題は「質問力」です。こちらの新刊本気になります。
博報堂クリエイティブプロデューサーが明かす 「質問力」って、じつは仕事を有利に進める最強のスキルなんです。
- 作者: ひきたよしあき
- 出版社/メーカー: 大和出版
- 発売日: 2019/11/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
でもまずは話を聞くところから始めないと。と自分に言い聞かせて明日も頑張ります!