就活で一番変われるとき
今回は就活で一番変われるときというテーマで話をしていきます。
就職活動を経ると始めた当初に比べるとみな見違えたように成長しています。
人によっては別人のように、見た目も考え方も変わっています。
このくらい変化を強いるのが就職活動なんだと毎年思い知らされます。
そんな就職活動を終えた方の変化の中で一番変わるなと思う瞬間があります。
それは、初めて面接でお見送りになるときです。
理由は、選考に落とされたという事実が強制的にこのままではだめなんだと自覚させるからです、
面接に落ちるという経験
面接に落ちたという経験はなかなか日常では経験できないショッキングな出来事です。
ここで、すぐに面接の反省をし、切り替えられるかが、その後の選考対策到達度に影響を与えます。
採用活動は企業とのマッチングではありますが、就活の序盤は相性のところまで到達できていない方が多数です。適性や能力を測る前に、「話がわからない」「何が言いたいのかわからない」という理由で落とされています。
落とされたからには、自分の伝え方がわかりづらいという事実に向きあわざるを得ません。
特に一次面接は合否を決める面接ではないので、次の面接に通過させていいかという基礎的な部分がチェックされています。一次面接で落とされているならば、根本的な見直しが必要と考えられます。
アドバイスの感じ方がかわる
面接でお見送りになるとそれから受けるアドバイスの感じ方が変わります。
面接を受けるまでは、にわかに信じがたいことが本当だったとわかります。
伝え方について指摘されたことが本当に相手に伝わっていないとわかります。
ここから自己流で就活を続けるかが分かれ目だと思います。
また、意見と指摘を自分が攻撃されていると感じてしまう人、選考では不利になります。働き始めてからの教育と指導についてこれるか不安になるからです。
アドバイスを求めたにもかかわらず、アドバイスを試す前に自分の考えのみで解釈し実行しない方も同様です。様々な人の考えを自分の中で消化して選考対策ができあがっていきます。
面接に落ちる前には響かなかったことが響くようになります。
これまでの頑張り方が通用しない
現役のときの就職活動を終えて感じたことのひとつに就職活動はこれまでの頑張り方が通用しなかった、ということです。
これがわかっただけでもその後の人生に大きな影響を与えました。
働き始める前に自分の頑張り方が間違っていいることに気づけたことは大きな財産です。
面接でお見送りになったときは変われるチャンスです。