就職活動における仲間
人生の一大イベントである就職活動。だからこそ人生に大きな影響を与える人との出会いも待っている可能性は高いです。就職活動自体が人との関わりです。ひとりでは成しえないことも周りの人の力を借りていって欲しいなと思います。
就職活動を進める上で、大切なことのひとつに仲間を作ることがあります。
自己分析や業界研究に力を入れることと同じかそれ以上に重要だと思います。仲間に出会えるかで結果が大きく左右されます。
ここでいう仲間とは、同じ気持ちで前に進もうとする仲間です。楽しいときを過ごすだけの友達ではありません。こういう理由から進路のことってなかなか友達同士では話しにくいですよね。
一人で就職活動をしたいという人も、はじめからそう決めこまずに一度はともに就職活動をしてくれる仲間を探すことをおススメします。それでも一人でやりたいという方もいるのは理解しています。無理にとは言いません。
就職活動は仲間作りが大切
なぜ就職活動において仲間作りが大切かというと、人生の一大イベントにおいて居心地の良い人が理想の仕事仲間と言えるからです。なかなか理想の仕事仲間の人物像について考える方って少ないんですよ。それを活動しながら肌で感じて欲しいです。友達と理想の仕事仲間は違います。理想の仕事仲間の感覚は今までの部活やその他の課外活動で苦楽を共にした仲間がいる方はわかると思います。
体育会系の部活をしていた人なら、熱く意見を交わし、切磋琢磨できる頼もしい仲間、いましたよね。その他の文科系の活動でも、慣れ合いのなかでは良いものは生まれてこないことは理解している方が多いと思います。
これは例えですが、自分を他社に売り込むプロジェクトだとしたら、自己分析や企業研究、面接対策をする上で周りに同じ志を持つ仲間がいれば成長速度は飛躍的に高まります。
これは一人ぼっちで活動することを考えるとすぐにわかると思います。
壁打ちする相手もおらず、本番を積み重ねていくのでは効率が悪いです、それどころか大切な選考を面接準備の踏み台にしかなっていません。
就職活動中の出会い
就職活動中には素晴らしい出会いがたくさんあります。私は説明会で手を挙げて質問するような熱意のある方には説明会後に話しかけたりグループディスカッションで同じグループだった人とはその足で食事に行ったり、就職活動中は連絡をとりあったりし、最後は互いの健闘を称え合いました。
初めから長期的な関係になると思うこと
ひとつもったいなかったのはその時の自分にはご縁をつなぎとめる力がなく、ついつい感情的になって心にもない言葉をかけることもあったりして大切なご縁を逃してしまったことです。
はじめから長期的な関係を築こうとしていたら結果は変わってきたのかも知れません。今でも悔やまれます。これを読んでくれた方にはそうなっては欲しくないと思います。
自分からもそうですが、相手からもそのような態度をとられたときには、『なにかあった?』『少し休んだら?』と声をかけてあげましょう。自分でどうにもならないときは自分から距離をとるのも優しさだと思います、ただ必ず一言周囲には伝えましょう。心配します。
もちろん、仲間は選ぶ必要があり、愚痴や不満、その他、互いにリスペクトできないような振る舞いをしてくる方からは距離をとりましょう。ただでさえ就職活動という貴重な時間のなかでネガティブな方といっしょにいる義理はありません。
先に内定を取ってもサポートしてあげよう
また、他の仲間よりも早く内定をとれたとしても、引き続き仲間のサポートをしてあげましょう。自分が面接でされた質問などは共有していけばきっと相手からも返ってくるものがあるはずです。
就職活動は仲間となら楽しめる
就職活動は楽しめます。部活の練習も仲間といれば楽しかったですよね。仮に楽しめなかったとしても楽しめないなりに前に進むこと、仲間とならこれができます。