エントリーシートはなんのために書くのか
今回はES(エントリーシート)はなんのために書くのかというテーマで話をしていきます。
ES(エントリーシート)とは企業に応募するための書類のことを指します。
私は就職活動を始めるまでは呼び方はおろか存在自体知りませんでした。
就職活動期間中は、これまで経験したことのない問題や悩みに直面します。
そうした際に自分で理由や動機付けができるとそれだけで考え方や取り組み方が変わってきます。
もうES作成を始めている方も、そうでない方もこれを読んで作成のスタンスや姿勢の参考にしてみてください。
当たり前過ぎて他の人が考えないことを是非考えてもらいたいです。
エントリーシートを書く目的
ESを書く理由は内定を採るためです。
内定を採るために書くなんて、そんなの当たり前だよと思った方、注意です。
なぜなら、書類選考通過のために書いている方が非常に多いからです。
ESは選考の初めから終わりまで使われ、最終面接どころか会社によっては入社後の配属の決定にまで使われます。
この重要性について今一度認識し直してください。
初めから最終面接を見越したESの作成が必要なんです。
企業からすればあなたとのファーストコンタクトです。
第一印象はESから始まっています。
そもそもなぜ書類選考が行われるのか
そもそもなぜ書類選考が行われるのでしょうか。
それ以前にどうして選考が行われるのでしょうか。
それは、採用基準と定員があるからです。
企業は採用基準を満たす採用予定人数だけの志望者を入社させたいと思っています。
ですが志望者すべてを面接に呼べるわけではありませんので、母集団の中から効率的に面接に呼ぶ人材を選ぶために書類選考が行わます。「文章だけで人物は伝わる」のです。
まずは書類だけで合う価値がある志望者かどうかを判断します。
面接よりはコストがかからず多くの志望者をみることができます。
では、そのESはどのように扱われるのでしょうか??
ESの扱われ方
エントリーシートは一読して瞬時に合否が決定されています。
もしくは最後まで読まれずに合否が判断されています。
採用担当者はESを読んで一瞬で面接に呼ぶかを判断しています。
それくらいESにはその人の人柄・能力が表れるものなんです。
また採用担当者の元には何百、何千というESが送られてきます。それすべてに目を通すだけで疲弊します。採用期間中にこれだけの数の書類を読み込むことは不可能です。
(私の会社は社員70名程度ですが、毎年1000以上のエントリーがあるそうです、それを人事関係者2~3人で見ています。)
面接に呼びたいと思う志望者が定員に近づくにつれて、流し読みになっていきます。
ショックかもしれませんが事実です、でも逆に最後まで読まれたら通ると思ってもらって大丈夫だと思います。
その中で埋もれないESに仕上げていきましょう!
今回のまとめ
ESは内定をとるために書く。
書類選考通過のためではない。
ESを書くときの最重要事項は「面接に呼びたい」と採用担当者に思わせることです。
ほとんどのESは読まれないなんて過激な言い方をしましたがこんな本もあるくらいです。
なぜ7割のエントリーシートは、読まずに捨てられるのか?: 人気企業の「手口」を知れば、就活の悩みは9割なくなる
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