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『頭の回転が早い人の話し方』コミュニケーション能力を上げたいと思う人が陥るジレンマ

 

就活的視点からの読解

就活を終えると話が上手くなっている。

就活中に話が上手くなる過程ではなにが起きているのか。

 

引き続き、社会評論家の岡田斗司夫氏の著書『頭の回転が早い人の話し方』を就活的視点から読み込んでいきます。

 

この著書で岡田氏は、話が伝わるときとそうでないときが生まれる原因には、話し手が伝えることが上手いか下手かのほかに以下のように相反するコミュニケーションのベクトルがあるからだとします。

 

公共型社交:不特定多数に向けたもの

家族型社交:価値観を共有した特定少数にむけたもの

 

上記を踏まえて読み進めていただけたらと思います。

 

※急に読み途中の段落から読みこみが始まりますがあしからず。

 

コミュニケーション能力には2つある

 

岡田氏はコミュニケーション能力の上げ方には、

① 不特定多数の人に伝える能力の上げ方→公共型社交

② 特定少数の人に伝える能力の上げ方→家族型社交

があるとしたうえで、

 

そもそもコミュニケーション能力をあげたいと思う人は、受け取り上手な方が多く、受け取り上手な方がコミュニケーション能力を上げようとすると、相手と心からわかり合おうという意識が強いあまり、家族型社交に向かってしまうと言います。

 

人の話を聞くのが上手で、伝えるのが下手な人というのは、どうしても特定少数の人に対するコミュニケーション能力を上げがちということですね。

 

受け取り上手な人ほど、コミュニケーション能力を上げようとし、その結果家族型社交の能力が上がり、ますます公共型社交から遠ざかっていくというジレンマに陥るのです。

 

家族型社交から公共型社交へコミュニケーションが移行していることを把握しなければ話し方のテクニックやトレーニングは使いこなせないという主張でしめくくられます。

 

これには納得しかありません。

 

同時に2つのベクトルのコミュニケーション能力が上がらないのかなと思いましたが、受け取り上手なひとは伝えるのが上手くなくて、伝えるのが上手い人は受け取るのが上手くない、同時に伸びる場合もありますが、ほとんどの場合は一方が伸びれば、一方が縮むそうです。(理由は経験則だそうです。)

 

 

それにしても、昔は家族型社交から公共型社交への移行をせずに話し方の訓練をすれば良かったんですね、このような一節がありました。

昔の家族型社交、つまりお年寄りはお年寄りとしか話をしない、男は男としか話をしない、お母さんはママ友としか話をしないというような世界であれば、話し方教室の「緩急をつけて話しましょう」とか、「発声練習をしましょう」「こんなときは、こう答えましょう」というテクニックやトレーニングだけでよかったはずです。

 

 

なお、話してきた受け取り上手な人についてはこう定義されています。

相手の言っていることはよく理解できるけど、他者に対して自分の考えを説明するのが難しいという人です。

きっと、これを読んでいる方はコミュニケーションが上手くなりたいと思って読んでいると思うので、受け取り上手な人が多いんだろうなと思います。

 

たかぎ的考察

就活をはじめたら否が応でも自分のコミュニケーションについて考えさせられます。

 

コミュニケーション能力をあげようとすればするほど、自分のことを相手と丸ごと共有しようという気持ちになり、その結果伝わらなくなるというジレンマを知りました。

 

自分の話が伝わる人にだけ届く状態で就活を続けると、自分を理解してくれる人と合うまで就活を続けることになります。

 

さらに、就活をはじめたばかりの自分で理解されることは良いことばかりではなく、人事と面接官という選考で出会う方たちだけとありのままの自分でマッチしても会社全体はわかりません。

 

自分のコミュニケーションを磨き、公共型社交でコミュニケーションをとり、マッチングを測ることは自分にとってもメリットがあると思います。

 

一方で、家族型社交を極めて、自分を理解してくれる人と親密になる力は、使い分けることができれば武器になると思いました。

 

短時間のうちに、面接官を自分の話がわかる人に仕上げられればしめたものです。採用会議で自分をプッシュしてくれるに違いありません。

 

話は変わりますが、友達と就活したくない方や就活をはじめてから友達との関係が変わる原因も、就活中の家族型社交と公共型社交の変化にあると思いました。

 

就活をはじめ、自分のコミュニケーションを振り返り、面接に合わせて試行錯誤をすると、家族型社交から公共型社交へ移行します。自己分析では今までわからなかった自分の価値観も知ることになります。それは友達も同じ。

 

就活をしている最中にも価値観の影響を受けている友達と自分、自分の変化なのか、友達の変化なのか、わからなくなりますよね。

 

家族型社交の中の仲間さえも、バックグラウンドの価値観が変われば、いつも以心伝心とはいかなくなります。

 

就活で求められるのは、公共型社交の伝える力かと思いましたが、面接の中で徐々に家族型社交に移行するセンスや、面接官の質問に的確に回答するための受け取る力を高めることも大切だと気づきました。

 

とはいうものの、就活はじめたばかりの方は圧倒的に公共型社交力が足りないので、選考のなかで使えるコミュニケーションを磨いていきましょう!

 

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