企画書の作成
今回は企画書の作成というテーマで話をしていきまます。
差別化テクニックの一つとして紹介している企画書の作成ですが、
現役の時、私は企画書の代わりにダンスの活動や実績がわかるものを用意して面接に臨みました。企画書は企業の自由課題で設問として出題されたときに作成していました。
企画書に限らず、学生時代の活動をアピールできるものを用意するとよりわかってもらいやすいと思います。写真や記事などです。現物を持っていくのが難しければ、ESにURLなどを添付しておくのも良いと思います。(必ず見てもらえるかはわかりませんが。)
ちなみにエントリーシートの自由課題ですが、web提出の企業はコストの関係で白黒印刷する可能性もあるのでモノクロでも確認しておくと良いでしょう。
ちなみに私が博報堂の自由課題を作成する際は、博報堂の社内報を切り取りそれをレイアウトに使っていました。社内報読んでますよという意味も込めて。
何から手をつければいいかわからない方は書店に並んでいる業界誌を参考にするのも良いと思います。業界誌とかだとプレゼンのパワポそのまま公開しているのものを見かけたことがあるので。(宣伝会議、販促会議など)
企画書の目的
企画書の目的は「差別化」です。
内容は面接の内容や自身の考えを補足するものと捉えるとよいと思います。
面接では伝えきれなかった自身のことをまとめても良いですし、入社してから実現したいことをまとめても良いでしょう。
資料作成能力を伝えることもできます。
自身のことでしたら面接の終わりに渡すとか、入社してから実現したいことだったら面接で話題になったタイミングで渡すなどが良いでしょう。作りこんでいけば面接の空気を変えることができます。
企画書の例
具体的な企画書の例ですが、
私だったら、「〇〇(名前)を入社させる10の理由」とかシンプルに箇条書きでアピールします。
内容は自己PR10個凝縮させたもので、人生に影響を与えた10のことからそれぞれのエピソードにタイトルをつけてアピールします。
最後に言い残したこと、伝えたいことありますか?などと言われた際に「面接では伝えきれなかったので是非一読お願いします」とか添えて渡します。
事業や提案をするときは、根拠となる情報のソースや、参考にした書籍を載せることを忘れずに。
企画書は受け取ってもらえないこともある
企画書は面接官から「そういうのは受け取ってないんだ」とか「読まないけどいい??」とか言われることもあります。
そういった場合も想定して本番で慌てないようにしましょう。
最後に、企画書はあくまで、自身の言動を補足するものです。
肝心なのは面接全体を考えることです。その一部に企画書があると考えてください。
墓穴を掘っては本末転倒なので中途半端にならないようにしっかり準備して臨んでくださいね。