自律神経と「言い方」の話を書こうと思った訳
30代を手前にして体力と気力がガクンと落ちました。
そんなとき最近出会ったのがこの本です。
今まで感じてはいたけど、なかなか言葉にならなかったことがたくさん書かれていて、あっという間に読み終わってしまいました。
この本がとてもおもしろく読めた理由を考えたとき、自分が自律神経を整えることで、喘息、アトピー、自律神経失調症を克服し、学んだ自己管理術を仕事で成果を出すことに繋げてきたことがありました。
今後も自律神経を整え続けるつもりですし、もっと多くの人に自律神経を整える方法を伝えるために、この本の内容を自分のものにしたいと思いまとめることにしました。
どちらかというと自律神経を整えることの大切さを知っていて日常生活でも気をつけている人が、もっと上手くいかせるにはどうしたら良いのかを考えるための、やや応用的な内容が書かれています。
見出しには本の見出しを使わせてもらいます。
「言い方」は技術じゃなくて、医学だ
この本のテーマは「言い方」と「自律神経」です。
ここぞというときに、うまい言い方ができず、もどかしい思いをしている人に読んでもらいたいです。
人は、気の利いた言葉やうまい切り返しができる人を無意識レベルで魅力的に思うようにできています。
「言い方」を鍛えることは、人生を豊かにすることに直結すると考えています。
この本の冒頭で、著者である小林さんは、
「言い方」は、一瞬一瞬が勝負ですが、即座に正しい言い方をするのは非常に難しいものです。なぜなら、イライラしている時は、とがった言い方になったり、疲れがたまっている時は、的外れな言い方になったり、「言い方」は、その時の気分や状況によって変わるからです。
と「言い方」はその人の気分を表すことを述べています。
ですが、気分や状況によって「言い方」にムラがでてしまっていては、良好な人間関係は築けません。
では、「言い方」にムラを生ませている気分や状況とは一体なんなのでしょうか??
この「言い方」を左右している正体は「自律神経」にあると小林さんは言います。
そして、医学的観点から説明が可能と説き、
言い方は「技術」ではなく、「医学」として考えるできと主張します。
自律神経って、「言い方」にも影響しているんですね。
ということは、自立神経を整えることで自分の「言い方」も変えることができるかもしれませんね。
本の冒頭にある自律神経についての言及で、この本に書かれていることを理解するために重要な部分を抜粋してお伝えします。
人は、自律神経のバランスが乱れている時、空気が読めない言い方や相手を傷つける言い方など、いわゆるダメな言い方をしてしまいます。
脳や体が100%機能するためには酸素と栄養が欠かせませんが、自律神経が乱れると血流が悪化するため、全身の細胞に酸素と栄養が行き渡らなくなります。すると、集中力や判断力が低下し、正しい言い方ができなくなります。
反対に、自律神経のバランスが整っている時は全身のすみずみまで血流が送り届けられるので、脳が冴えわたります。その結果、説得力のある言い方や、思いやりのある言い方、相手を敬う言い方など、場面に応じた適切な言い方をすることができます。
自分の場合、「言い方」でストレスを感じる時は、「もっとこう言えば良かったな」と思うときなので、自律神経を整えることで自分が思っていることを的確に言えるようになるのであれば、是が非でも整えたいです。
自律神経と自分
自律神経を整えることの大切さをもっと多くの人に伝えたいです。
一方、自分が発信することの意味を考えないと届かないと思うので、サラリーマンである自分がなぜ自律神経を整えることについて発信していくのかを考えていきたいと思います。
今の自分があるのは過去に自律神経を整えてきたおかげであることは間違いありません。