自己分析で一番大切なこと
今回は自己分析の方法というテーマで話をしていきます。
自己分析には様々な方法がありますが、一番大切なのは"自己分析の結果に客観性を持たせる"ことです。
客観性を持たせることで自然と他人の視点が加わり、相手に納得感を与えることに繋がります。 そのためには自分一人で自己分析を進めるのではなく、ときには友達や就活で関わった方に意見を求めることが大切です。
ですが、なかなか周囲に頼める人がいないっていう方、多いと思います。
自分の自己分析に客観性を持たせる
そこで今回は、自分でできる自己分析に客観性を持たせられる方法を紹介します。
それは、“エピソードで登場する人物のキャラクター設定をする”という方法です。
登場人物のキャラクター設定をすることでエピソードの中に自然と客観的な視点が入ります。
え?それって自己分析なの?と思った方もいるかも知れませんが、今回ばかりは自己分析という言葉の先入観に囚われていると言わせてください。
他の人の性格について整理することで、自然と"そんな登場人物の中での自分”を俯瞰することになるので、自己分析に繋がります。
エピソードで話す内容の環境と状況を分析することは立派な自己分析です。
話し方の例
どのように話すのかというと、自分の強みをチームで課題に立ち向かったエピソードで話すのであれば、チームにどんな性格のメンバーがいたのか、リーダーはどんなマネジメントスタイルだったのかを踏まえて話します。そうすることで聞き手はどんなチームなのかがわかり、自分の強みをイメージしやすくなります。
単純に言えることが増えるので、自己分析を繰り返しているのに使えるフレーズが増えないという方にもおススメです。
既に選考対策を始めている方は今あるエピソードの中で登場する友達、先輩、その他関係者の性格を整理して、エピソードの中で話してみてください。
これから選考対策を始めるという方も、自分の経験を整理する際に周りの人の性格も合わせて整理しながら進めていってみてください。友達から自己分析をお願いされたときにも答えられるようになるのでお互いの就活を進めることができます。
面接での注意点
1点だけ注意なのですが、面接では、相手が求めない限りはエピソードの登場人物はポジティブな部分を話してあげてください。
イメージとしてはお互いの良さを掛け合わせて課題を解決した、という流れが理想です。
この方法で“他の人の視点を取り入れると自己分析が進む”と思ったら勇気を出して他の人に自分のことを尋ねてみてください。一番簡単なのがエントリーシートの添削です。
今回は“エピソードで登場する人物のキャラクター設定をする”という方法を紹介しました。
すべての就活生が、希望する進路に一ミリでも近づけるように応援しています。