社会的欲求を表す4タイプ診断
就活の自己分析はなにから始めればよいのかわからない。
という学生の悩みに答えるべく、だれしもが持つ社会的な欲求を探っている今日このごろ。
自己分析の大目標である、志望企業の選定にあたり、特に理解したいのが自分の社会的欲求です。
自分の社会的欲求を知るために、社会評論家の岡田斗司夫氏の『人生の法則』を精読し、各タイプ別の欲求を自己分析に活かすことを試みています。
過去には、本の中で紹介されている「司令型」「理想型」「注目型」「法則型」それぞれのタイプの特徴を解説をしました。今回は4タイプのシチュエーションごとにそれぞれの特徴がどのように表れるのかを解説していきます。
社会人の方も、今の就職活動の実態を知って欲しいですし、人を知ることは仕事や転職に活かせるのでぜひ読んでいってください。
事業を起こす時
理想形はテーマ担当です。
振れないテーマは共同作業では絶対に必要です。アドバイスを求められても方針に同意した上での助言を求めているため、方針そのものを曲げることはありません。
注目型はお客様目線。お客さんが喜ぶことを追求できます。
司令型は具体的な成果を求めます。売れ筋にこだわるが自分がしたいことは何もありません。
法則型はシステムを効率よく摩擦なく組み上げるのが得意です。人それぞれの能力、かけられる時間、使える予算、確保できる場所、そういう条件を正確に評価します。既にあるシステムの穴を見つけ、同じミスを繰り返さないよう穴を補えるように動ける。
理想形は会社の売り上げが上がるよりもちゃんと自分らしい会社ができたか、もしくは自分らしい商品ができたのかの方に喜びを感じます。なので売り上げや数字ばかりを気にする司令型をパートナーにした方が安全です。
理想形はこだわりがいっぱいありすぎて大局が見えず、スケジュールも仕事量も時間もうまく管理できません。
司令型は全く逆に、何のこだわりもなく、まずスケジュールがあり、仕事量がある、だから大量にある内容をきれいに整理するのが得意。そこに新しく自分の考えを入れたいといったものは一切ありません。
理想形は自分のこだわりを強く持ち目指すべき方向性をどんどん語ります。
司令型はそれをひたすら引き出し、整理し、箇条書きにし、できるものとそうでないものを選り分け、整理する。どのように取り組むか検討しスケジュールを組みます。そのためベストパートになることも多いそうです。
対角線の関係でお互いの欠点をカバーしあった時非常にうまく仕事が進む、ということですね。
たかぎ的考察
事業を起こすときはこの4タイプがバランス良く組み合わされば良さそうですね。
対角線のタイプ同士なら、お互いの欠けている部分を補い合うので理想的なビジネスパートナーとなれそうです。
隣のタイプの気持ちは調子が良いときと悪いときにわかるので個人で補えますが、対角線のタイプは人を通じないとわかりません。
私は法則型なので、注目型の方と組めばいいわけですね。
たしかにお客さん目線で考えることは苦手かもしれません。
就職活動でベンチャー企業を志望するときには、創業社長がどんなタイプなのかを見極めましょう。共同創業者はどんなタイプかも参考になると思います。
そして会社のフェーズはどこにあるのかも。
法則型だったら、既存事業の改善が得意領域となります。司令型はカオスな環境を整理すること、注目型はアイデアをどうマーケットインさせるか。理想型は社長の考えを社内外にどう伝えるか、あたりが得意領域になるのかなと。
これを読み終えて、興味が湧いた方は『4タイプ判定テスト』を受けてみてください。
そして、自分の診断結果とそれぞれのタイプの特徴を知って、
大喜びしたあなたは注目型、そうだろうなと渋々認めたあなたは法則型、使える!と早速損得勘定した方は司令型、言い当てられてドキドキしているあなたはきっと理想型。
とのことです。当たってましたか??
これ当たってる!これはいまいちわからないかも!!
というものがありましたら、ぜひコメント欄で教えてください!!