たかぎの就活支援ブログ

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『頭の回転が早い人の話し方』相手の先の相手を予想しろ。

 

就活を終えた方は、話が格段にうまくなります。

 

この過程でいったい何が起きているのか知る手がかりとなる本を見つけました。

 

それが、社会評論家の岡田斗司夫氏の著書『頭の回転が早い人の話し方』です。

 

前回は、岡田氏が提唱する家族型社交と公共型社交について説明しました。

 

今回はその続きで、家族型社交のなかだけで生きていくことはできるのか、という内容を就活に置き換えて読み込んでいきます。

 

興味が湧いた方はこちらもご覧ください。

www.takagi-no-kagi.com

 

家族型社交の中で生きていくのは不可能?

就活をはじめたら身につけなければならないのが、どんな人とも話せる力です。

 

居心地の良い家族型社交で生きて行くのは可能なのでしょうか?

 

小さなコミュニティだったら可能かもしれません。

ですが現代の日本でそのようなコミュニティを見つけることは非常に困難です。

 

絶海の孤島や、町内会も回覧版もないような山奥で一生暮らすとか、カルト宗教団体に入るくらいの覚悟がなければ難しいかもしれません。

家族型社交だけで生きていくというのはこれぐらい大変なことなんですね。

 

この理由を、あらゆる意思決定から経済活動までが、公共型社交の空間のなかで聞いてみる、つまりはインターネットの世界に聞いてみることが当たり前となっているからだと説きます。

 

インターネット普及以前は、車を買う時であれば、カーディーラーのところへパンフレットをもらいにいって家族会議で決めていたものが、検索で表示される情報をもとに調べたり、投稿サイトでの反応をたしかめたりしながら選定していきます。

 

すると、どこに住んでいるの?、年収は?、都会だと維持費かかるよ、駐車場あるの?、何人家族?、などなど細かいツッコミが不特定多数の人たちから一気に流れ込んでくるのです。

 

逐一、回答者がなにを知りたいのか予想し、表現を考えて伝えなければコミュニケーションが成り立ちません。

 

家族型社交では、これまでの関係性で察してもらえていたものが、公共型社交ではそれらをすべて言語化するという大変な作業があるのです。

 

現代は、説明しなければいけない相手が増えすぎた時代なのです。

 

インターネットによって家族型社交から公共型社交への移行は加速しています。

 

岡田氏のこどもの頃は、小中学校のときに一番人生で出会う人が多く、大人になったら新しい出会いはそんなに多くないと言われていたそうです。

 

ありのままの自分の話し方は第三者にとっては方言みたいなもの。周りは誰も共感してくれません。

 

自分の話が通じる相手としか話さないで生きていくことができない時代なんですね。。

会話そのものが、自分の知らない多用な価値観を持った人が膨大にいることを前提としたものになってきているのです。

 

たかぎ的考察

面接でなんども意志の疎通がとれず、「この人はコミュニケーションコストが高い」と判断されると、話が通じているように演技し自己解釈で済ませようとする面接官もいるので、岡田氏の言葉を借りると「たとえその場では問題ないように見えても、あとで評価や結論を覆えされる」状態がありえます。(これは志望者の準備不足もありますが)

 

面接の採用合否は多くの場合、会議で決まります。

合否は採用権限を持つ人たちの話合いで決まるんです。

 

このとき、面接官が自分のことをその場に居合わせなかった他の人に話すという工程があります。自分との話を採用権限を持つ人物に伝えるとき、自分と別れたあとに、自分の印象を、他の知らないだれか、いわば公共型社交の中の別の人に話すのです。

 

オンライン面接だと画面には映りませんが、他の面接官の同時視聴や面接を録画している企業もあると思われるので、この意味では口頭より正確に伝えられるようになっているのではないかと推察します。

 

そして、面接の結果に関しては、自分のこれまでの採用経験を通じて自分を内定させるかを決めます。

 

コミュニケーション全般でいうところの、自分のこれまでを通して話を理解するのと同様です。

 

多文化を学んだり留学経験がある方でも、はじめは伝わるように話ができないので、相手に伝わる話ができるかどうかは、単なる相手の理解だけでは不十分なようです。

 

話が伝わるようになる過程で、相手のバックグラウンドに配慮して話すということは必要となってくるにせよ、他の原因があると推察します。

 

選考対策では、フィートバックを受けて、伝わっていないことを理解し、改善していく過程で伝えられるようになるので、いままで知識として持っている理解を人間関係で使えるものにしていく必要があります。

 

就活をはじめたときの方は、岡田氏的にいうと「知識が、人間関係に役立つ"教養"になっていない状態」なのだと思いました。

 

伝える力だけでなく、就活では、受け取る力も大切です。

 

相手に伝わらないからやめておこうとか、この場では求められていない発言だからやめておこうとか、自分が知らないだけで相手はこういうことを言いたいのではないかと推測していく力です。

 

今回は以上です、これは精読したいと思える本に出合ったので引き続きじっくりいきます。

 

頭の回転が早い人の話し方』はKindle unlimitedの読み放題に入っているのでぜひ読んでみてください!ほかの話し方の本は副読本にしかなりません!!

 

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