OB訪問でよく聞かれる質問
大手企業の採用面接が始まる前になると、毎年OB訪問や面接練習の申込みが増えます。
申込みをされる方の質問には共通点があり、話す時間を有意義にするためにもあらかじめ基本的なことは読んでおいてもらいたいと思いまとめました。
OB訪問申し込んでくれた方はこちら事前に読んでおいてください!
これを読んだ上で深掘りしてくれると嬉しいです!
なんで今の会社を選んだんですか?
キャリアをリスタートさせたかったからです。
リクルートグループの人と環境が好きだった、かつ中途が活躍していて、
さらに応募したポジションが、グループの中でも人材の領域で法人営業と個人営業を経験できることが魅力的でした。
以前の会社でも、マッチングセールスをしていて、法人と個人の営業を経験しており、グループの中でもキャリアの親和性が高く、一番経験が活かせるとも思いました。
転職を考える理由って人それぞれだと思いますが、自分の場合、転職を考えたきっかけは以前の会社を続ける理由がなくなったからでした。
年功序列で評価が曖昧で仕事の仕方も古かったので、中長期的に見たときにキャリアの負債になると思いました。(よく調べずに入社した自分の責任でもあります)
上長に何をしたら評価をされるのか尋ねましたが、明確な回答が得られず、このまま今の会社で時間を使うことは人生の負債になると感じ環境を変えることを決めました。尊敬できる人もいませんでしたし、未来を作るための目標が社内にないと仕事もつまらなくなりました。
環境を変えることを決めてから、あらためて自分の人生を見直し、自己分析をしました。その結果、「経営における人の課題を解決できるビジネスパーソンになりたい」というビジョンが生まれました。経営課題を人の課題から解決できるビジネスマンになりたいです。その先で「多様性のある社会」を作りたいと思っています。
続けようか考えることになったきっかけ自体は、前職で誰もやってなかった市場を作り出して成果を出すことができた頃でした。やりきった感が得られていて、このままで良いのかなと今の仕事を振り返ったときに、続ける理由がないことに気づき、やりたいことを探しました。
実際どうでしたか??
年功序列ではなくて、評価も明確、満たしたいものが満たせたと感じています。
毎日が楽しいのがこれらを証明しています。
裁量の面からも、会社の規模から考えると予想以上に任せてくれるなと感じます。
これは良いギャップでした。やりたいと言えば任せてもらえます。
成長したい人のための環境も充実していて、同世代よりもかなりの経験値を得られると感じます。
人気のグループでものすごく仕事ができる人が周りにいて、
そのスゴイ人たちの仕事を身近で見られることも魅力的で、毎日自分の成長を感じています。特にマネージャーが凄いです。
どんな人が向いていると思いますか?
自分の人生に主体的である人が向いています。
圧倒的当事者意識という社風にも表れているように、自分はどうしたいのかが毎日問われます。他責で物事を考える人には向いていません。
周りはエネルギーの塊のような人が多いです。
エネルギーにも種類があって、クールだったり、人それぞれですが、その人らしいオーラだったり、パワーを感じます。
面接の特徴は??
質問はシンプルです。ゆえに志望者の本質を見抜こうとしてきます。
なぜ?と5回くらい深掘りされることもあります。
自分がした回答から相手が本質だと思うまで深掘りされるので準備しておいてください。自分自身の自問自答では、気づけない盲点もあるので模擬面接必須です。
注意したいのは、深掘りされるからと言って、はじめから深掘り後の回答をすると面白くありません。相手に質問をさせて会話の中で相手に伝えていく方が印象に残りますし刺さります。はじめて聞く人にはわかりづらい論理の飛躍には注意です。
具体的な質問内容としては、
①子供の頃の話を聞かれます。小学校から聞かれるので準備しておいてください。
②曖昧な質問が飛んで来ます。質問を自分なりに定義し求められる回答をすること。
③いわゆる志望動機は聞かれません。将来どうなりたいかは聞かれます。
補足をすると、
①は、「子供の頃どんな子だった?」というようにフワッとした質問が来たりしました。これは志望者の過去を知るためにされます。過去から現在を知ることで志望者の今がより浮き彫りになります。
テクニックとしては、「幼少期に反対されてでもやってしまっていたこと」を織り交ぜるのがコツです。なぜこれを伝えるのが良いのかは面談で補足させてください。
②は、回答の自由度が高い質問が来ると言い換えられるかもしれません。多様な人材を採用したいと思っているので、オリジナリティを発揮して欲しいという思いの表れとして受け取っていました。
③は、正確にいうと「なぜ志望しているのか?」という質問自体はされますが、その目的が他の日系企業の面接のように、志望度や長く働いてくれるかを知りたいがための目的ではなく、志望者の将来なりたい姿や成し遂げたいことのために、本当にリクルートに来るべきかを見極めるためにされます。本当に志望者のことを考えてくれているためにされる質問なんですね。
他には、最終面接になるにつれてSPIの結果を参考にした質問がされることも特徴です。
懸念点を払拭するかもしくは自分の特徴として納得をしてもらえるよう、それまでの面接でのやりとりが重要になってきます。自分で結果のわかる適性検査の結果をみて、自分の特徴を確認しておきましょう。
OB訪問をされていて感じること
目標を持って努力している方は熱量が凄いです。
本気のみなさんに的確なアドバイスで応えたいと思います。
就活が上手くいかなかった私だからこそできることがあると思っていますので、
・出遅れて選考対策が進んでいない
・自己分析を何度も繰り返している
と思っている方は相談してください。
ES通過率と一次面接通過率が5割を切っている方は上手くPDCAを回せていない可能性が高いです。就活には就活のルールがあります。これを伝えます。
何度も面接に落ちてようやく希望する会社に入れた私が得意とするのは、
・現状に対して的確なゴール設定
・取り組むべき課題の特定
・思い込みや誤解の解除
です。
他にも、そもそも就活をするか悩んでいるという方の相談も受け付けています。
自分の場合は大学4年の時に、夢を目指して休学しました。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
挑戦するみなさんに日々学ばせてもらっています。
就活は自分らしく生きるための闘いです!
いっしょにがんばりましょう!!