25卒の就活支援1年間の活動の振り返りです。
今年度の就職支援活動では、例年にも増して多くの学生に希望する進路を実現させる機会を創り出す事ができました。日頃からご支援をいただいている皆様のおかげです。本当にありがとうございます。
彼らは埼玉大学生のポテンシャルの高さを示してくれました。
非常に頼もしい後輩たちばかりです。
彼らの共通点は企業が募集する長期インターン(職業体験)に参加していたことでした。企業側が新卒の学生に即戦力を求める傾向は年々強くなっており、実務経験を積むことができる長期インターンに参加した学生は選考を有利に進める事ができています。
埼玉大学生は真面目で一人ひとり個性的な方々ばかりですが、自己表現が苦手な方が多く、面接では良さが上手く伝わらず埋もれてしまいます。面接が得意でなくてもインターンでの経験を話す事ができれば、表面的な印象での合否ではなくて本質的な職務遂行能力で勝負する事ができます。実際の実務に取り組ませれば力を発揮する埼玉大学生が、就職活動の本選考を有利にできるインターンを活用しない手はありません。
最近、「自分の適性を知りたい」という相談を多く受けますが、実践型のインターンに参加するとすぐにわかるでしょう。働いてみないとわからない事も実際の実務の疑似体験をすれば、自分の適性がわかってきます。自分を知る最も良い方法のひとつが実際に働く事を体験してみることだと思います。
こうして自分を知っても尚、自分のアピールポイントがわからない方がいますが、正しく自己分析をすれば、「これだけは負けない」というものが必ず見つかります。こうやって苦労して見つけた自分の強みは、謙虚で(卑屈でもなく)地に足のついた自信になるはずです。
就職活動をはじめた学生と話すと、企業と学生の間にはギャップが存在していて、このギャップがコミュニケーションを難しくしていることを感じます。この原因と解消方法を教えてくれる人と出会わずに面接が終わるまでわからない(終わってもわからない)のは、(本人は頑張っているのに)いくら何でも悲し過ぎます。
だから私は教えますし、当人が理解したと判断できるまでコミュニケーションをやめません。学生が「やってみないと解らない」と感じる事を「やらずとも解る」状態にしてあげることで、就職活動に捧げる時間を短くし、学生生活を好きに過ごして欲しいというのが、私の本懐でもあります。
そして好きな事で身につけた力でどんな事でも乗り越えられる、と自信を持って社会に出て欲しいと思っています。
就活生のみなさん、本当におめでとう!
最高のスタートが切れる事を祈っています!
P.S.
埼大生のみんな、外に出よう。チャンスはキャンパスの外にある。アクセスが悪いのは私も痛いほどわかってる。でも仕方がない事だ。とにかく荒川を超えるんだ!