しんしんの就活支援ブログ

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知ってるつもりがなくならない理由。

 

仕事の困りごとを読書で解決する。来週こそは改善するぞと自分を鼓舞します。

 

最近の困りごとは知ったつもりで発言をしてしまう事があり、相手に質問を投げかけ、それを元にして、自分が持っている事で答えても、相手には自分が正しいという主張を押し付けてくるように見受けられてしまいます。相手の質問の意図がわからなくてもわかったつもりで、答え回答がズレるという事もあります。

 

こうした中でKindleの本棚を探すと今の自分に良さそうな本がありました。

 

知ったつもりが生まれてしまう理由

疑問や推測を生み出す事がなく、わからなくならないから、「知ってるつもり」でいられてしまいます。

 

わからないと思うためには、きっちりとわからなくなることが大切です。

研究や学習を進めるためには、わからない点がハッキリしないといけません。

 

仕事でも、課題が生まれ、対象に対して、わかってないので進められないのと、「知ってるつもり」でいて疑問を持たないというのは、入口から違った話になります。

 

知ったつもりが知らなかったとわかるのは、ある程度が研究や学習が進んでからです。

学校の勉強であれば試験になった時がわかりやすいでしょう。試験で問われて答えられない事がわかってはじめて、知ったつもりだった事がわかります。

 

漠然とわからないとか、全く苦手の領域で手を付けていないというのは例外として、ここがわからないと言えるのは、学習が進んである程度のことがわかった後のことなんですね。

 

なぜ知ってるつもりになりやすいのか

なぜ知っているつもりになりやすいのかと言うと、日常生活ではスムーズに問題を解決することを優先しているからで、その思考の中では問題を起こさない限り、問い直されません。それで間に合っているのであれば問題にならないからです。

 

常日頃から、脳は入ってくる情報を楽に処理しよう、要るものと要らないものを瞬時に判別しているのかも知れません。

 

学校教育への言及もあり、教えられる知識は、他との関連が薄く発展性のない、知ってるつもりになりやすいものであると述べられていました。たしかに他の単元や分野同士の繋がりは教えられませんでした。高等教育までの勉強は、問題が解ければそれでいい、つまり知ってるつもりになりやすい学習です。

 

何事も学んだ事同士の関連性や、共通点、個別の特徴を知らなければ、応用、活用においては不十分かも知れないとも思います。

 

知ってるつもりの抜け出し方

虚心坦懐であることが大切とのことです。(ただしこれだけでは解決しない)

kotobank.jp

知識はわかるようにもするし、わからなくなるもしてしまいます。

この事を知っていて自分を俯瞰できれば、知ったつもりは減りそうだと思いました。

持っている情報だけで判断してしまうのは、思考のクセでもあるので注意しなければなりません。

 

コミュニケーションに置いては思い込みで会話を進めずに、なぜ相手はそう考えたのか、そう言ったのか疑問を持つクセをつけたいです。仕事においては、上下関係があったり、聞いても答えてくれないだろうなと思ってしまって聞けなかったりしています。

白熱した議論や、探索の話し合いでお互いに相手や自分の考えをハッキリさせる場ならともかく、普段やりとりする情報、知識の類はまず知ってるつもりが大部分。

 

好奇心を使って動く。探究心こそが武器。

知ってるつもりから抜け出すのは簡単ではない事がわかりました。自分の知識が不十分であっても、疑問を持っていないと次に進めない、ここにブレイクスルーのポイントがありそうです。内省して行動を変えれば変わる事もできるでしょう。

 

変化が激しい時代には自分が持つ知識を常に捉え直す事が必要でそうでないと知っているつもりに陥りやすいと思いました。

 

以下は、引用です。偶然も単なる偶然ではない、これは真理。

セレンディピティという言葉があり、予想外の発見や幸運な偶然と訳されたりします。意図せずに入った青カビが菌の生育を阻止している事が発見されたペニシリンの例が有名、これを偶然を強調するのはやや間違っていて、青カビの混入は偶然だとしても、培地の透明な部分に着目して、抗菌作用があるのではないか、そこから抗菌物質を取り出せるのではないか、と考えるのは偶然ではない。

 

探索的に鋭敏になっている知識郡があってこそ。偶然や予想外を受け止める事が可能になる。それなりの構えがあってこその幸運。

 

知識と知恵の違いにも、理解するためのヒントが詰まっていました。

・知恵はアウトプットが意識されている

・知識は必ずしもそうではない

 

自分が知ってるつもりで陥りやすいのは、定義だけを知っていて知っているというケースです。

 

また複雑なものが好きなので、複雑にする思考が好き。複雑に考えた上で、単純化も武器にしたいです。

 

本書を読んで注意したいと思ったのは、他人に知っていますか?という投げかけをするときです。質問の意図を添えるべきです。知識として定義を知っているという意味であるか尋ねている、と添えるべきです。

 

問いを自ら生み出す力はまだAIにはありません。

悩む事もそうだし、なぜなのかを考える事も人間だけの楽しみです。

仕事であってもプライベートでも悩む事も楽しんでいきたいです。

 

 

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たかぎの就活支援ブログ Takagi′s job-hunting diary