簿記3級合格しました。
資格を取得するための勉強でもありましたが、これから資格を取得するための勉強を続けていくにあたり自分の勉強スタイルを確立させていく目的もありました。
働きながらしかも30を過ぎて体のHPが減った状態で今まで以上の勉強をしていかないといけないので、色々と考える事が多かったです。
簿記3級は会計の勉強の第一歩であると同時に資格取得の勉強方法を考えるうえでとても有意義な資格取得の機会となりました。非常に気づきが多かったのでまとめます。
実力が伸びた時
まず実力が伸びたなと思った時は解説が充実している問題集を解いた時でした。
これはCPAラーニングの模擬試験がとても役に立ちました。
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解説動画では講師の方が問題を解くプロセスをいっしょに追えるのですが、スラスラ解ける人の考え方が学べたので、なぜ間違えたのか、次はどう考えれば良いのかがわかりやすかったです。
苦手分野を集中的に解いた時
次に伸びたと感じたのは、苦手分野を集中的に解いた時でした。
簿記3級においては第2問に苦手意識があったので、TACの問題集のWEB模擬試験10回分の第2問のみ解き、それらの復習をしました。これにより第2問が得点源になりました。第2問をほとんど演習せず、第1問と第3問のみで合格狙おうと思っていたのですが結果的に、簿記について深く理解をすることができると共に、簿記2級のための勉強にもなったので簿記3級を受ける方には第2問も対策して受験することをオススメします。仕訳ができていれば、あとは問題特有の解法を吸収するだけなので思っていたほど対策に時間を取られませんでした。
またTACの問題集は紙で買いましたが冊子はではほとんど演習せず、ネット試験に慣れるためにもWEBで解きました。このように極力試験環境に勉強環境を合わせることも今後応用できると思います。本番も慣れない感覚はありませんでした。
試験特有の解法を学んだ時
これはどんな資格試験にもあるものだと思います。
簿記3級においては、仕訳と精算表でした。
仕訳はTACの仕訳特訓のアプリで何度も解きましたし精算表は同じ問題を繰り返し解いて馴染むまで体に染み込ませました。本番では満点を取ることができましたし、反射的に解いていました。解ける問題を何度も解くことで試験特有の手つきが体に染み込んでいきました。
苦手分野の現金化不足、債権・債務、決算整理仕訳、伝票・証票を毎日解きました。50問以上です。隙間時間は仕訳に充てる事で時間有効に使えました。
反省点
反省点としては、問題を解きっぱなしで同じ問題で間違えた時期が長かったです。
ここを早く抜け出せればもっと効率的に学習できました。
問題の解説が動画であるCPAラーニングの模擬試験に出会ってからはこれが解消できて、自分がなぜ間違えたのか、何を理解すれば良いのかがわかるようになりました。
紙の問題集の解説は、文章だけの解説になるので、いまいちわかり辛かったです。
ちなみに効率が良いと思い再生速度を早めて視聴していたのですが、通常の再生速度で見るようにした方が定着するそうです。等倍の方が頭に残っている実感もありました。
教材の選び方
今後の資格取得の勉強にも活かせる事は、教材選びにこだわることです。
基礎固めにはふくしままさゆきさんの動画とKindle本で勉強し始めたのは正解でした。
TACのテキストを通読してその復習を兼ねて視聴していたのですが、ふくしまさんの動画の方が頭に入ってきやすかったです。これはタイプもあると思っていて、私は動画の方が頭に入るタイプなのだと思います。それと暗記ではなく理論を理解して解答を導く勉強の方が合っていたこともあると思います。急がば回れです。
そして模擬試験はワンパッケージを終えると試験の出題範囲を網羅している問題集が非常に効果的でした。少ない模擬試験回数で出題範囲を網羅できるためです。
これもCPAラーニングがおすすめです。
メンタル的な事
応用問題が解けなくても焦らないことです。基礎問題を解き続けているとそのうち解けるようになりました。次第に解けるようになると思うことで挫折せず勉強を続けられました。
間違えるのは暗記ではなく理解をしようとしている証拠、と前向きに捉えていましたし、繰り返し解いていくうちに、いつのまにか模擬試験3回分も2時間もあれば終わるようになりました。本番でも数値が変わるだけで演習してきた感覚そのままで臨むことができました。
かれこれ100時間以上かかりましたが、最後は簿記を理解して高得点合格で終える事ができたのでかけた時間は無駄では無かったと思っています。会計のアレルギーを持つかどうかの分かれ目となると言われる簿記3級、合格できたので向いていると思っています。
しかしながら、一度は挫折しかけた事がありまして、続かなかった時は行為(プロセス)に楽しさを見いだせない状態でした。未来を目的に、今を犠牲にするメージです。
勉強が続く時は行為(プロセス)そのものが楽しい感覚でした。今を犠牲にする感覚はありませんでした。今が楽しくないと、間違った頑張りしていると考えるようになりました。
これからも毎日20分でも良いから資格勉強続けます。
はじめは仕訳をするだけで疲れていましたが、しばらくすると仕訳をしたいと思うようになって、繰り返し解けば苦手問題も苦ではなくなる感覚が積み上がりました。
楽しくなるまでの閾値を超えさえすれば、量そのものが質になると、にあらためて気付かされました。
集中力を維持するためにしたこと
集中を維持するために工夫したことは、集中が切れそうな時は簡単な問題を解く事でした。難しい問題を解き始めると集中が切れる事が多い事に気づき、簡単な問題を解くことで勉強から集中が途切れないように工夫しました。
勉強計画の立て方
勉強計画を立てる事が苦手なので、特に
おおまかに、中間ゴールは立てていました。この日までに問題集は終わらせよう、この日までには模擬試験で演習ができるようになろう、といった形です。特に1日何時間勉強しようとまでは考えていませんでした。
勉強の計画ではないのですが、学んだ事の取りこぼしが多かったので、復習の回数を増やしました。平日は復習、土日で新しい範囲を勉強というスタイルで取り組んでいました。新しい事を学ぶ事は少なからずストレスとなりますが、復習を平日に充てる事で疲れている時でも行うことができました。休みの日は新しい事が学べる!と前向きに学習できました。
この他にもこのスマホロッカーを使ったら勉強に集中できるようになりました。
これは本当にオススメで今でも勉強をする時に使っています。これを買ったおかげで合格できたと行っても言い過ぎではないです。
これから
会計知識ほぼ0からはじめて模擬試験で合格点を取れるようになったのは100時間を超えてからでした。学習ブランクもあり3ヶ月以上かかりましたが最後は高得点で終える事ができました。
落ちた事もありましたが、「こうなったら高得点合格だ」と思って勉強を続けて、今後の資格試験でも使えるノウハウが溜まりました。
資格勉強は必ず壁にぶつかります。
数字苦手だ、大丈夫かな?と何度も思いました。
大切なのは、失敗したときに即座に立ち直る力を身につけること。
軌道修正の連続なんですね。
勉強方法が確立されつつあります。
はじめはどうやって解くの?と思った問題も今ではお手の物です。
簿記で決算書を作る基礎ができたので、次は決算書を分析する基礎を身に着けたいです。
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