今日は緊張から解放される方法というテーマで話をしていきます。
私は緊張しい、で普段から緊張しています。
面接指導なんかもするときがあるのですが、その際は他の面接が上手いひとの特徴を観察して指南をしており、自分自身が上手いわけではありません。
面接が苦手な方に対して、もっとアドバイスのバリエーションを増やしたい、
自分自身も緊張しないようになりたいと思っていたところこの本に出合いました。
著者の樺沢紫苑さんは、精神科医と作家業をしており、診療だけでなくインターネットを通じて累計40万人以上に知識を発信してこられたそうです。
タイトルにあるとおり、緊張がパフォーマンスを上げてくれるということが述べられており、緊張の原因となっている自分から意識をずらす方法や、呼吸法、シチュエーション別の対処法についても触れられています。
中でも一番響いた、自分の緊張がほぐれていったのが、
自分をよく見せるのではなく、今の自分の実力相応、自分がやった分だけの努力相応の結果が出れば十分じゃないか。そう考えると、まず気負いが少なくなり、肩の力が抜けて、緊張から解放されるのです。
という文です。
たしかに、これができなかったら恥ずかしいとか、思ってしまいますが、それは自分の実力そのもので周りもそんなにできると思っていないと思うので、変に気負わなくて良いなと感じました。
他にも、
「見られているから見ているへの転換」
「仕込んでいた話をするだけでいい」
「人間関係が先、仕事は後」
などの、他にも勉強になりそうな考え方がたくさん紹介されていました。
なかには、ある程度メンタルが整った状態じゃないと、実践が難しいこともありましたので、メンタルが弱っているときにも緊張を和らげる考え方を本書を読んでの知識としてストックさせることにしました。
緊張に対して極度の恐れがある人はこの本を読んで、緊張を和らげる方法を探してみてください。
私からしたら、この本に出合えただけで、良書に出会えた感動でモヤモヤが晴れました。