突然提出要求される”あなたらしい一枚”
今回のテーマは就活における写真課題です。
就職活動に求められているものは年々レベルアップしています。
この設問もそうです。近年は写真を載せて自分自身をアピールしてくださいという設問が増えています。個人的にはこれが結構厄介だなと思っていました。自分には写真を撮る習慣がなかったからです。
書類選考と面接だけではわからないという、学生をより多角的に学生を見たいという思いもあるのかもしれません。
日頃から写真を撮る習慣がある学生が向いている業界もあります。
1年生の頃から、自分が一生懸命取り組んだなにかの節目には、思い出の一枚を残しておくことをお薦めします。
自分が写真を撮る習慣がなかったのは、一人行動が多かったせいもあります。
自分の写真を撮ってくれる人が近くにいなかったんですよね。
自分の写真を撮って残してくれる友人は貴重です。大切にしましょう。
写真の選び方
写真を選ぶときは、どれがいいんだろう、と悩む方は、明らかに載せない方が良い写真を考えることからはじめましょう。
例えば、
・硬い表情
・だらしない恰好
・ぼやけている
・なにをしているのかわからない
などです。
逆に上記をすべて満たして、ストレートに普段の素の自分を表現してしまう方がいますが、それはいけません。採用する理由を相手に与え続ける、この視点をいつも忘れずに。
さらに、アピールする内容と組み合わせることでグッと人物像が見えてきます。
チームワークをアピールしたいならみんなの前でリーダーシップを発揮している写真などです。
おすすめは自然な表情が出せているものです。
自分の一番良い表情、”奇跡の一枚”を載せることができれば、印象アップすること間違いなしです。
大和証券の二次面接で内定を取った方の話
写真にまつわる話で今でも鮮明に覚えているのが、大和証券の二次面接でその場で内定を得た方の話です。
趣味の欄に書いてあった雨の日に写真を撮りながら帰る、それについて触れられたので、雨の日に写真撮りながら帰ると少しだけハッピーになるんですよね、と答えたところ、その場で内定が出たそう。
その場で内定が出せた理由は面接官がたまたま採用責任者だったからだそうです。
その場で内定を出すくらい刺さったのだと思いますが、う~ん、どうしてなんだかわかりませんがこんなこともあるんですね。