私が他の誰にも負けないこと、それは『スベる力』です。
子どもの頃から、自分が面白いと思うことは他の人は面白いと思ってもらえない人生でした。もの心つく前はスベっていることに気づきませんでした。普通に話すだけで浮いていました。(#スベる力)
スベる力をどうにか還元していくにはどうしたらいいか、前々から考えていました。
『ポエムをつぶやいて職場の空気を明るくする』です。
※ポエム的な発想で言葉を練って発言するという意味です。
詩を読むかのように想像力豊かに、誰も言ったことがないような、誰にも言われたことがないような言葉を紡いで表現していくんです。ここで肝心なのは自分をネタにするのではなく、相手を主人公にして詩を詠むんです。対人関係で大切なのは相手を主人公にすることだと思うので。例えば、先輩を褒めるときは、
『~さんかっこいいです。~さんがタイピングしている姿はパフォーマンスとして成立します、youtubeでライブ配信しても良いですか?』
『~さんの夏休み、さぞかし充実するでしょうね。たまに~さんの写真撮って送ってください。』
などです。音楽をつけたら歌になるくらいに。
詩は読み手が読みたいときに読み、言葉を感じようとしたときに、その世界観に引きずり込まれるようになっています。相手を自分が発した言葉の世界に引きずりこむんです。
この、『詩を詠むつもりで言葉を選ぶ』というスキルは様々なことに応用できると思います。説明、解説、人を褒めるとき、その他なんともいえないニュアンスを伝えるとき、、、。
自分の強みは、スベることができること。
なので、この強みを生かしていこうと思います。スベる、とは案外いろんなことに応用できます。長年スベり続けたおかげで、失敗ができる、失敗しても堂々としていられる、話の着地点をすぐ見つけられる、などの強みを得ることができました。臭いことを堂々と言える、などもあります。
そういえば、リモートワークで離れて働くことで、カルチャーにフィットしているかそうでないかが浮き彫りになったという話を聞きました。スキルがあるよりも、カルチャーを理解して働いてくれるかが肝心だそうです。
細分化していくと、カルチャーという言葉のなかには、そのコミュニティのコミュニケーション方法という意味も含まれているようで、カルチャーにフィットしていないと仕事が円滑に進まないそうですね。
コミュニケーションがより大切な時代に突入しています。スキル自体は頭のいい人が身に付きやすくなるようにしてくれ、コストもどんどん小さくなっているので、行動力さえあれば身に付く時代です。そうなってくると、誰と働きたいかって話になるのは当然ですよね、話していて疲れない、意思疎通が楽だというのはもはや能力です。
スベる力、この力をもっともっと転用させていきたいです。
例えばこのブログも誰にも読まれないのに続けることができています。そんな自分が誇らしい。読んでくれる人は感謝でいっぱいです。ビッグになったらお返しします。